職業

[2005/01/16]

入社前の配属面談の時、「君の研究内容はうちの会社の製品の中のどれに一番近いの?」と聞かれて、「翻訳ソフトだと思います」「○○かぁ、、、あそこは人がいらないんだよねぇ。SEだったら内回りと外回りどちらがいい?」「プログラムやってたから内でもいいですが、人と話すのは嫌いじゃないんで外回りでもいいです」

と答えたら、なぜか社内講師になってました。まあ、会社ってのはそんなモンです。同期のSEと比べると全然忙しくないから、こうやって就職した後もHPを作る時間があるしね。そんな意味では静岡配属になったけど、感謝感謝かも。

社内講師として、関係会社も含めた新人教育や、スキルアップのための技術教育などを行ってます。そんな教育者の端くれとしては、新人教育はやっぱり気合入れてます。一番大事なことは、「社会人になったら2年目が一番大切」ということ。一年目は会社が教育の機会と費用を与えてくれるから。そこそこの業務に必要な資格は手に入る(MCP、CCNA、LPI) けど、2年目からは仕事が忙しくなるから。

「現代社会の特徴は、一つの職業のスキルを身につけても、定年までもたない事だ」(細部には自信ないです)とP.F.ドラッカー氏が書いてましたが、これを読んだ時は結構感動した。確かに、今の技術の進歩の速度は速く、新人教育とそれ以降の業務の中で身につけるスキルだけじゃ尻すぼみになるんだよね。うちの分野でも、大型計算機とダム端末の時代から、今はネット越しにWebインターフェースが当然になってるからなぁ。

そんな意味でも、講師は「自己学習していくだけの意思」をどれだけ新人教育中に伝えれるかが勝負になっている。ぶっちゃけ習ったことも使わなければ一年ぐらいで殆ど忘れる。自分もCCNAとか殆ど覚えてないしさ。そりゃねぇ、普段はルータの設定なんてしないもん。いくら試験でイイ点をとっても何もしなければ下がるし、絶えずスキル維持を心がければ、試験の時に点数が低くても一年経てば逆転できる。確かに午前様で帰ってくる時もあるし、土日も仕事という日もあるだろうけど、週に3時間ぐらいは自己学習に割いて欲しいと思ってる。けど、なかなか伝わらないんだけどね。。まだまだです。

以前に入口に書いたけど、

皆さんはこの前、NextのButtaLoveについて書いた内容覚えてますか? 「負け犬の遠吠え」で、今後の政府の対策?として、「同年代の男はオタク化して余っているから、彼らを2Dから3Dに連れてきてくれ」と書いてあったのにはかなり納得した。ナイーブの男の子ってのは、基本的に同年代の(特にパワーがある)女の子が怖いんですね。だからファンタジーな世界に行ってしまうと。。まあ、彼らは何らかの理由で女性恐怖症の種を持ってる訳で。ちゃんと育つと普通の男の子になれるのだが、道を誤るとそっちに行ってしまう訳で。完全オタの、開き直って直す気零なのは当然気にしないけど、まだ道を直す気のある人には、ちゃんと厚生プログラムを考えた方がいい。

なんで、こんなに拘っているかって、やっぱりオレッチがコンピュータ関係の講師だからです。年に一人はそういうタイプがいるんだよなぁ。(ここに来てる人はR&B,Hip-Hop好きなんだら心配して無いぞw  なんでって、ギャルゲーはPCの独壇場だし、そうやってPCに慣れて職業もそれに関するものを選ぶ。とまあ、かなりステレオタイプな事を言っていますが、講師としてほっておけないのは確か。オレッチもあんなパワフルなマザーで軽く女性恐怖症だったから?、Jodeciとかに中学時代にハマらなかったら、どうなっていたのだろう。。と思うとちょっと怖い(爆

ということで、そんな彼らに勧めれる何かがButtaLoveにはある。で、あの時、他の曲は無いと言ったけど、改めて4.0を聴いて、このCanISpendtheNightはその大役を担える曲だと思う。Curtisの所ではちょっと否定的意見を書いたけど、この曲でのOrganizerdNoizeは最高。どのみち男の子の方からこの台詞を言わない事にはSEX始まらない訳で、 そんな意味でも非常にいい曲です(爆

こういう曲を探してちゃんとセレクト集を作らなくちゃ。そこら辺がオレッチの社会問題意識。え、Curtisとは比べ物にならない? 身近な問題から取り上げる姿が大事なんだぞ。え、Jodeciは? ああいうショック療法(特にBoomerangのFeelLikeHeavenとか)が上手く行くのは18歳ぐらいまでだからなぁ。それ以上の歳の人には逆効果しか生まない。ということで、まだ2曲しか見つかってませんが、タイトルを決めることで探しやすくなる世界があるのも事実。うーん、仮タイトルは「ナイーブからファンキーへ」で(ひねり無いんかいw この主旨に納得していただいて、曲を提案してくださる方がいらっしゃったら大歓迎です。

こんな感じです。なんやかんやで、大学時代はかなり逆サイドで問題児だったので、問題児な新人がいると、飯に連れてく事も多い。以前に、毎朝の3分間スピーチでもコンピュータの事しか話さない人がいて、飲み会で、「君らがコンピュータに詳しいのは分った。けどなぁ、ちょっとは女の子のことも話せないと一生結婚できないぞ。ということで、じゃあ君らの初恋を聞こうじゃないか」って言ったけど、その中の一人は「僕は初恋もないですね」といったので、「うーーんんんそれは問題だ。じゃあ、これからはその生き方を変えていった方がいい。まあ、ここにいる一ヶ月の間はイメチェンで茶髪にするか」って言って、飲み会終わった後に、コンビニで買って、彼らのいるビジネスホテルに行って、茶髪にしてもらった。そしたら結構茶色になってしまって、後日の彼らの上司も来る発表会で、「つっこまれたらオレッチも困るなぁ、、、」ってドキドキしてた。そんな講師です(爆


  
WeeklyCommentから職業に関する所を抜粋。
[2005/09]

受講生が二週間の講座で土日をこちらで暇にしてたんで、一緒に観光してきました。「バスガイドが選ぶもう一度行って見たい滝10選」に白糸の滝が取り上げられてたもんで。透明に輝くカーテンのように壁から湧き水が落ちる光景はなかなか良かったです。で、二年目の新人にはいつも「社会人になって稼いだお金は何に使ってる?」って聞くんだよね。そういう所に本人らしさがでるから。そしたら、1人が「うーん音楽CDかな」「へーそんなに使ってるんだ」「ええ、月一万は」「おぉどんなジャンル?」「クラシックですね」「クラシックかー、そりゃいいねぇ」と結構びっくりな答えが。「悪いんだけど、この車は全部ブラックミュージックしかないんだよね。で、今週はAaronHall強化週間なんで一緒に聴こう」ってことで、一緒にAaron聴いてました(爆 いやね、車のチェンジャーには他のCDも入ってたんだけど、クラシック聴き込むようなタイプだからこそ、Aaron聴けば男の幅が広がるからw

それに彼自身の柔軟性も見れるしさ。一つのことを突き詰める態度は好きだけど、同時に柔軟性も求めているのは事実。それは、隣に本気で好きな人がいたら、とりあえず聴いてみる/やってみるっていう態度かな。オレッチも新人の頃にマルが「近くの大学の学園祭に東京スカパラオーケストラが来るから一緒に行こう」って誘われて、行ってかなり良かったからなんだけど。その彼も結構真面目に聴いてくれて、最終的には一番テンポのある5:PerfectWomanということに落ち着いた。そういや新人の時の3分間スピーチでKNOPPIXのこと喋るから、「君がLinuxに詳しいのは分った。けど、それだけじゃ《省略》 次の3分間スピーチは、そうだなぁ、一番苦手そうな「面白い話」ってタイトルで喋ってね」って言った。最後の寄せ書きに「上手く活かせませんでしたがねたふりをしてもらいうれしかったです」って書いてくれたから凄く嬉しかった。こういうのが講師冥利につきるという事なんだろうね。彼はこの先もっと伸びるだろう。
そういや年に1人はローンでRX8を買うんだよね。オイオイ、と思うけど、同期は中古でBMWのステーションワゴンを買うしなぁ。オレッチにはよく分らんが、それも男のロマンか。

ちなみにその同期からは逆に何に金つかっているんだよと言われるけど、CDと紅茶ぐらいだからなぁ。「今日はかなり使った=」って思って、インディー3枚9000円とかだからなぁ。彼は名刺入れからバックまで全部ブランド物にしてるから、「なんでそんなブランドもんなんだよ」って聞いたら「うーん俺って建築系だからさ、そういうのには拘っちゃうんだよ」って言われてちょっと悔しかった(爆 やっぱり工学部の中で建築系が一番美的センスを問われるんだよね。安藤忠雄の「連戦連敗」もそのタイトルが好きで読んだけど、一般人には内容が難しかったです。。彼は母校での講義の話しのくせに「本は嫌い」と言ってるから、薦めても読まないだろうが。俺はブランドに拘るよりは連戦連敗に拘る生き方の方が好きだけど、そういう決め言葉は欲しかった(爆 
[2005/03]

StevieWanderの新作のジャケはナイス。ハートマークは当然としても、timeを時計の絵にするとはちょっとおちゃめだなぁ。そういやこの前、出張で部課長と新幹線を隣同士で座っていたが、なんか会話がオレッチの音楽の話になって、
「今、そのCDウオークマンに入ってるCDは?」
「インディーですよ」
「インディーってどんなジャンル?」
課長はインディーという単語すら知らないのか、、、ってちょっとびっくりだったけど、音楽自体への興味が低いならそうかもね。で、メジャーとインディーの違いを説明したら
「モータウンはメジャーだよな」
「え、部長はモータウンを知ってるんですか?」
「ああ、俺はStevieWonderの作品をレコードで持ってる」
ライオネルリッチーだけじゃなかったのか、、、ちょっと見直したw
「Innervisionsは持ってます?」
「持ってない。それってKeyofLifeの前か?」
「多分、2作くらい前だと思います」
「KeyofLifeが一番だと思うが、それ以降でいい作品ってあるのか?」
「あんまり聞きませんねぇ(哲章さんも取り上げてないし・・
「そういや、うちの会社でJazzコンサートのスポンサーやってるの知ってる?」
「ええ知ってますよ。静岡でもやってますよね」
「あれは広報部にJazz好きな人がいて、Jazz雑誌に評論も投稿してる人なんだが、その人の半分趣味みたいなもんなんだよ」
ええええ、そんなのアリかいな。うーん、俺も広報行きたいぞ。

ということで、部長がStevieWonder好きとはかなりびっくり。けど、Curtisのことは知らないみたい。オレッチの中では同じくらいだと思っていたけど、ネームバリューは結構差があるね。後でMarvinGayeについて聞いてみれば良かったと思ったけど、Marvin聴き込んでるなら見れば分る。だから、多分聴いてないと思うが。高校生の娘にiPod買ったけど、自分は持ってないことにブーたれてたが、父親ってのはそういうものなのだろうw あ、Stevieといえば、GlennLewisとMusiqじゃないですか。それぞれ聴き難い・聴き易いStevieを受け継いでる。部長に貸して反応見ようかな。
[2004/12]

もう12月ですね。1日に早くも会社の忘年会があったのですが、今年の余興はイントロクイズだった。(ぶっちゃけ会社の忘年会は余興を挟まないと間が持たない訳で) 名前だけは知ってたポルノグラフィティーとか(R&B的にもそこそこイケテル名前だと思う)、スマップの「世界に一つだけの花」とか近作から、歌手名も知らないような古い曲まで、ちゃんと幅広い年代の曲を集めていた。けど、オレッチは全部分らなかったです(><) 飲み屋の後ろで流れてたブラックミュージックならそこそこ分ったんだけどw やっぱりいつかはこのHPにR&B段位認定コーナーを作らなくちゃいけないと思ってましてw、そしたらイントロクイズは必須でしょう。ただ、プロバイダから割り当てられている15MBがぎりぎりで、イントロ部分でさえ置けない。これ以上は5M毎に月+500円だし、そろそろレンタルサーバにおいて、ちゃんとwww.p2s2h2.comとかにしなくちゃいけないんだが、、、うう、費用が。。

で、またもや捕まって、二次会でスナックに連れてかれた。。去年は、おばちゃん?の腰を抱きながら美空ひばりを歌っている姿を見せ付けられて? 「これがオヤジカラオケの真髄か」と思ったが。まあ、50歳代の男性が3名くらいでカラオケボックスに行ってる方がびっくりなのも確かだが。けど今年は、イントロクイズでも高得点を取ってた部長は平井堅を歌ってた。。マイ・マイクを持ってるほどのカラオケ好きらしいが、確かに持ち歌の範囲も広い。さすがにファルセットを使いこなせてはいなかったが、歌はそこそこ上手かった。 で、「君は歌わないのか」「え、、、、え、、、まあ、ブラックミュージック聴いてるもんで」と逃げておいたが、しばらくして「じゃあ、ライオネル・リッチーは知ってる?」「そりゃ知ってますよぉ。顔も強くないライオンみたいな人ですよね。そういや、最近ロバータ・フラック聴いてるんですよ。部長はご存知ですか?」「そりゃ知ってるよ。KillingMeSoftlyだろ」 ということで、ロバータ・フラックとライオネル・リッチーは社会で生きていく為に必須です。学生さんは社会人になる前に準備しておいた方がいいかもよ(爆 本当の事を言うと、真の社会人のためには、あの推定50歳代の女性を「おねえさんっ」と呼ばなくちゃいけないのだが、それは今後の課題となっておりますw
そうそう去年聞いた美空ひばりは「祭」って曲だったが、出だしはUPテンポながらも、曲の終わりで歌詞的にも祭が終わると、トーンが下がっていって、最後はちゃんとオチがあった。うーん、ちょっと演歌を見直した。年に一回ぐらいならありかもw 
[2004/11]

そうそう会社でのコメントの件だけど、今年の受講生で自分にそっくりなタイプの人がいた。それも女性。今まで男も女も似てるタイプに会った事なかったので、かなりびっくり。。最初のうちは「目の付け所が似てる」と思ったけど、相手が誰であろうとズケズケ言うその口の悪さが(講師にまでずけずけ言わないようにw  けど、性格は口と同じでストレートなのでしっかりクラスに溶け込んでた。やっぱり幼年時は家的にぶっ飛んでたらしい。「私と先生似てますよね」って言われたんで、「ああ、ただ君は180度ひねってるけど、俺は360度ねじれてるから」って答えたんだけど(え、意味不明? 講師としては丸くなる事を教えるべきなのか、それとももう一段行って欲しいのか、なんか迷ってた。二十歳なんだから年齢的にはがつんと行けるのだけど、社会人は丸くならないといけないからなぁ。個人的にはブラックミュージックに連れてきて、誰かアーティストをがつんと書いて欲しかったんだけど。けど、かなり似てたんで、俺が苦手なアーティストは苦手だろうなぁ。

あれで恋愛Deepも加われば鬼に金棒なんだが、研修中にしっかりナイスガイと付き合い始めてた。その娘が3分間スピーチの結婚の3条件の3番目に「独善的じゃない人 相手を尊重する人」ってな事を書いた時に、それに「うちの親父もそうだった」って書いてた男の子だから、講師としてもより応援してるぞ。そんな彼にはリチャードソンを勧めておいた。それがどれだけの期待の現われか、ここに来る皆さんには伝わるでしょう。
といった感じで、仕事のことをこんだけ書くのも初めてだが、こんな感じで社内講師してますっ。
ちょっと横線に行って、仕事の話になるけど、新人担当の時は朝に3分間スピーチがある。日直の2人が自由なテーマで3分間のスピーチをして、他の人はチェックシートに挨拶・言葉遣い等の点数をつけていくんだけど。このR&Bが仕事に直接役立ってる事は無い。けど、講師は誰よりもちゃんとしたコメントをする必要があるんだよね。それでやっと勉強を超えた真の意味で講師として見てくれる。そんな意味でコメント力は、実は結構大事なスキルだから、その面で凄く役に立ってるよ。

で、最初は地元の話とかするんだけど数ヵ月後は流石に皆話すテーマが無くなるんだよね。それでいつもうやむやになってしまうのだが、今年はちょっとアレンジした。各自好きなテーマを紙に書いて、箱に入れて、引いたテーマについてスピーチするっていう企画。やってみたら結構面白かった。「本当にあった怖い話」を引いた人は学生時代にカツアゲにあったことを話したりとか。ちなみにオレッチは「今まで付き合った(好きになった)人の傾向と対策」ってテーマを書いたら、「やっぱり先生は変わってますね」と言われたが。。ちなみにそのテーマを引いた子は今まで付き合った娘にどうやって告白したとか喋っていて、確かに傾向は分った。けど終わりの形からの対策が無かったので、講師として?低い点をつけたのだが(え、真面目に仕事してるかってw

かなり話が脱線してますが、そこで「結婚の条件を3つ」ってテーマを男女二人が引いたんですね。男の方は3番目の条件に「浮気を許してくれる事→男は狩人だから」とか言って、皆で朝から大爆笑だったのだが。で、女性の方は一番目に「経済力がある人」を持ってくるのにも参った。世の中シビアなのねん。

というように? 人を好きになる時に「その人らしさ」ってどれぐらい考慮に入ってるのだろう???とこの曲を聴きながら改めて思ってた。もちろん二つ目の条件に「価値観が合う人」って書いていたけど、それは突き詰めるとその人らしさでは無いよね。オレッチも振り返れば、Deepな人(俺の深い側に来れる人) 辛さから逃げない人ってのがメインであって、その人らしさを本当の意味でどれだけ見ていたのだろう、、、なんかこの曲を聴いてたら困惑してくるや。自分が側に行ける女性アーティストはここ最近、本当の意味では幅は広がってなかった。だからこそ、RobertaFlackに対するこの感覚は大事だ。で、ダニーに捧ぐが手に入らない。。この作品は必須だろうに

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