Sisqo
パンティーかぶってジャンジャカじゃーンって、
彼はもっと《深い》
[2001/04/13]

男 独り手で幼い娘を育てている所が、世のアフリカン・アメリカンの女性にあれだけ好かれる要因だと思う。いい意味で「やんちゃ」さが残っているしね。 それにしても、いくらなんでも"Imcomplete"がNo1を取るとは思わなかった。 勢いって恐ろしいな。別に誉めるほどメロディーでもなかったけど、 確かにあの詩こそSisqoのいつわざる気持ちだろうし、彼の魅力が出てた。 だからこそ、あれだけの支持も有ったと思う。何よりも 基本的にいい奴なんだよね。


憎めない、憎まれない奴というべきか
あんな面が有るからこその、普段のやんちゃな部分も魅力となっているのだろう。 それにしても、あのビデオクリップで、残されたままの引きだし開けて、パンティーの匂いを嗅ぐのには参った。 さすがSisqo!日本の親父ギャグを何故にこんなに知ってるのだろう?って最近不思議な気もする。けど、「君を連れて日本にひとっ飛び」って歌ってくれる位に日本好きなのは嬉しい限りだ。 どっかの雑誌に載ってた、彼が書いた日本のアニメの絵も味があって良かった。 まあ上手くは無かったがw

自身をおどけて見せれるなんて、彼だけだと思う
少なくとも自分の知ってるR&Bアーティストの中では彼だけだし、過去にもそんな人はいなかったと思う。かなり珍しいタイプじゃないかな、おちゃらけなバカをやれるという所も。
それにしても、[Return the Dragon]のタイトルは安直すぎねーか。発売前から心配になってしまうよ。 最近の彼の言動は知らないけど、Dru Hillはどうなってしまうのだろう。 凄く心配。あれよあれよで成功したけど、Sisqo自身もびっくりしてそう。

たまたま見たVibeでのインタビューはレアな言動していてかなり良かった。
たまたま誕生日という事と、日本のメディアという事で彼も気を許していたしネ。

「自分は二面性」
こう自己規定していたのには納得した。 「皆は俺のこと、危ないとかいろいろ言うけど、おばあちゃんだけは「なんて いい子なの」っていうんだ」ってコメントも、そうだろうなぁ、、って相槌打ってしまった。 Dru Hillの2ndを聞く度にそう思うしね。"Holding You"とか、こおいう曲でポロっと素顔が見えている。それ以外では、誰よりも1番隠しているけども、 彼自身、もう自分のペルソナを作っている感覚は無いのだろうな、、、って思った。

自身の芸名をSisqoとしたその心意気に惚れている
あそこでSiqoが単なるGuyと呼んだ連中はどう思ってるんだろう??っていつも思う。Sisqoがこの名前で活躍してる事に。 あの時、「何故、Sisqoって名前なの?」って質問に対する、ものすごく答えたくなさそうな態度が良かった。かなりに彼の底が垣間見えてた気がする。あの瞬間に、今まで今一つハッキリしない彼の事、馬鹿をやれる所も、5Stepでの横顔も、自分の中のSisqoのバラバラな像が一つになったと思う。 けど、後日の別のインタビューでは「プエルトリカンっぽいって言われたから」ってあっさり言ってた。 そんなにあのコメントが反響あったのかな?

ま、事実がなんであれ、それはSisqoが歌ってると思う。K-ciと比べられた事もあったけど、シャウトをドライブさせる要因は正反対以上に違う。 "What are we gonna do"を聞いて思った。 あれでSisqoの核が分った気がした。これから幾多の曲があっても、曲としてはこの曲が1番好きなんだよね。  あのシャウトは、失われたものを歌ってる。 後ろで吼えるシャウトが珍しい。どうしても遠近感を感じるや。叫ぶって普通は前面に来るものだけど、 後ろじゃないと叫べない事って、実はあるのだと思う。
彼はそれを伝えてる。そこが彼の核なのだと思う。
こんなSisqo評は誰にも同意されないだろうな。けど、どうしても自分はそう思うんだよね。あのメロディーを作るからこそのNokioであり、Dru Hillだと思う。これからどれだけSisqoが活躍しても、彼の最高曲はこれだと思うんだよな、、、
次回作


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