「Usherのひしゃげた?胸」ジャケ Usher
"8701"
思った以上に落ち着いた雰囲気。それにしても千載一遇のチャンスだったのにねぇ、、、
[2001/09]

落ち着いたというよりは、余裕かな? アルバム作り直せる位にいい曲貰える立場だしね。何よりも、後ろにUsherのポジションをうかがう奴が育ってない。だからこそなんだよなぁ。こっち系は25歳くらいになってからが勝負なんだから。25は18以下から見れば、もうオヤジでしょうw それ位なら二十歳前に飛びつくじゃん。 という事で、Usherの本気の勝負はまだ先だと思っています。

結局、彼のような特徴の無いアイドル系は25までに確固たるポジションを確保しているかどうかが分かれ目になるとは、Uhser自身も好きなBobby Brownを見てきて思う。その点で、このアルバムはBobbyのBobbyよりも落ち着いた雰囲気を出してるから、少しずつ単なるアイドル系からの移行を目指している気もする。(Usherの前作がDon't be Cruelに対応させると分り易いと思う)

けど、Usherは"アポロシアター組"だからなぁ、基本的に歌えるんだよね。アイドルって言ったら怒られるw 確かに比べられるTyreseは早い音に付いていけない面があるからなぁ(特に新作の2曲目)。歌手としての能力は明らかにUsherなんだよなぁ。けど、音がSlowにシンプルになるにつれて、声の表情に独自性をもつTyreseの方が勝つんだよね。で、もちろん本HPはTyrese派です。苦しさというのは乗り越えたら一つの価値と精神性を持ちえるからこそ、Usherが勝てるはずもない。まあUsherは1stで激しくコケたのだから、そこら辺を上手く突き詰めていけばいい歌手になるんだが、彼の歌を聴いていても、そこら辺が感じない。忘れたがってるんじゃないか?と思ってしまうぞw

雑誌のインタビューで「俺はキャリアと結婚した」("忙しくて恋愛なんて暇はない"という意味らしい)とカッコいいのか悪いのか分類に困る事を言っていたUsherです。確かにTyreseも含めて、恋の歌は未だに完成度が低い気もする。恋愛の曲を歌っても実感に弱い。もう少し、ぶっ飛ぶような恋愛を潜り抜けると、いい歌手になるんだが、、、さてさてそれはどっちが早いかな?というのは最近の自分の興味の方向性。

せっかくNapsterに曲が流れて、アルバムを作り直すなら、それを曲の題材として取り上げないと。
「それでも俺は歌いつづけるんだ」って

それがUsherには無いんだよなぁ、、、だからFavoriteに入れれないっす。いい題材だったのにね。もしこの方向性で名曲が出来たなら、何百年後にであっても音楽の歴史を振りかえるなら、Napsterと共に引き合いに出されるのに。やっぱりそれだけのインパクトはNapsterにあったのだから。

お馬鹿さんw
としておきましょう。個人的にはモニカとデュエットしてた頃のUsherが好きです。Tyreseが好きだからって、Usherの事を嫌いな訳じゃないよ。Bobbyのような軌跡を見るのは嫌だから、頑張って欲しいと思ってる。デビューしたころはそこまで偉大な歌手でなかったJanetの軌跡を見てると、4年くらいのアルバム間は悪くないのかも…って思う。君も間にライブ盤を挟んで4年間持つほどの歌手なのに、"Janet."に比べると、駄目だよあ。それにジャネットとジャム&ルイスの関係のような、そんなお互いに好影響を与えるプロデューサーも必要だね。

重くない。
気軽に聴ける。
だから結構聴いてます。

Tyreseは聴く前にこっちもある種の準備が必要というか・・・だから普段に普通に聴けるというのは、いい事だと思う。だけどなぁ、、目を開かされるような感覚も、奥底をえぐられる事も無いんだよなぁ。個人的には主張性がありながらも、リスナーのスペースも有るのがいいんだが、そんなに上手くは出来てない。


その点で、何やかんやで任を担うデュプリは駄目でしょう。彼のプロデュース曲が多いと思って、「あーあ」と思ったけど、さすがにチャチャは小さかった。けどさ、後ろで小さく入れるくらいなら、黙ってた方が100倍マシだと思う。よくよく聴くと、「Yo Yo」があるけど、あれは隠し味にはなりません。最近は曲のメロディーラインは部下に作らしているんじゃないか?とまで思ってるぞ(オイオイw

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