紅茶 

[2001/09]

本格的にR&Bに親和性が高い事を自覚した中3の頃、ちょうど親が誰かからもらった紅茶の缶があって、何気に飲んでみた。9月に友達とBoomerangを見に行って、サントラ買って、、窓から入ってくる秋を告げる風とR&Bと紅茶のマッチ具合が、たまらなくて。

それ以来、紅茶の方も何となく飲み比べていたけれど、高2の頃にF&Mに落ち着いた。って理由は良く分らないけど、個人的にフォーションやハロッズより気に入ったから。この頃には、もう毎日夕食後に飲んでた。母親に文句を言われ続けたけど、しょうがない。

最近はやっと「酒やタバコよりはいいかもね」と言ってくれるようになった。まあ、個人的にも中毒はカフェインだけでいいしね。ちなみに、月に125g缶を一つ丸ごと飲んでます。tea cupで「おほほっほ」とか言いながら、小さな口で飲んでる事は有りませんw どっちかっていうと、大きなマグカップでガブ飲みしてます。一日3Lは確実に飲んでます(といっても信じて貰えないけどw)

もっとお金をだせば、美味しい紅茶は手に入ると思う。ネットではインドにまで買い付けるような濃い人達のHPもあるようだしね。 けど、あの時の拘りがあって、ずっとF&Mを飲む事にしてます。最近は、基本的に夏はセイロン等の軽めを、冬はアールグレイ・クラシックを飲んでいます。気分的にジャスミンを飲んだりもします。ちなみにF&Mのアールグレイはスモーキーハーバーがブレンドされていて、日本人の口には合わないと思うんで、クラシックのほうがお勧めです。

昔、「ヨーロッパの冬を彩るスモーキーハーバー」って書いてあって、買ってみたら家族だれも飲めなくて、結局処分したんで(随分と怒られたなぁ) あれはミルクを入れて飲むらしいけど、、うーん。F&Mのアールグレイを気に入った人は周り誰もいないぞ。ちなみに、本当の通は香油で匂いをつけたアールグレイは偽物とみなすらしいんですが、自分としては「いいじゃん」と思う。

2年くらい前に、缶のデザインが変わってしまって、集めてた自分としてはちょっとショック。緑の色も微妙に変わったしさ。そうそう、1番値段の高いBOPエクストラは、カフェイン中毒になると思うので、お勧めできません。 あの缶、3000円もするから、昔ドキドキもので買ってみたけど、味自体は普通だと思った。けど、その後から、どうも喉が乾いて、水飲んでも乾いて、紅茶を飲むと「ふーー落ち着く」ってな感じになってしまって、カフェイン中毒がかなり進んでしまったので。あれ以来昼も紅茶を飲む必要が、、、

そういえば、親の知り合いの中国人のお父さんが3年間毎日ジャスミンを飲んでいたら、汗がジャスミンの匂いをするようになったという話しを聞いた。「おいおい、こちらは8年飲んでるけど、そんなの聞いたこと無いぞ(怒)」 うーんショックだなァ。

1年くらい前に、新シリーズが登場してます。ホテルブレンドだったかな?まだ1つしか試してませんが、St James Hotelのセイロンは、セイロンなのに重くてなかなか良かったです。冬でもピッタリくる。

紅茶を飲みながら、R&B聴きながら、とりとめもなく物思いに耽っていると、「あ、秋か、もう」とふっと気づく、その瞬間がたまらなく好き。冬のSunday Afternoonに、窓際で差し込む光をポットに通して、琥珀色を楽しむのも好き。

ま、12月生まれなんで、どっちらかというと寒い方が好きです。というより、Coldは味が分りにくくなるので嫌いです。だから、夏でもHotを飲んでしまいます。もちろんストレート、ミルクも入れません。慣れると、あの微妙な苦味がいいんだよぉ。ホントの紅茶党は外じゃ滅多に紅茶を飲まないというけど、それは確かにそうかも。ペットボトルを買うなら、自分で入れます。そっちの方が美味しいし、コスト・パフォーマンスもいいと思う。

R&Bと一緒で結構友達に薦めたので、少し輪が広がってるかな? 飲むとみんな「普通と違う、もっとおいしい、これ」って言ってくれるのはうれしい所。

あ、そうそう、F&Mの手さげ袋はかなり気に入ってます。(御自宅用なら頼まないと無理、私は厚かましく毎回頼んでは集めてます) あれはこのバックの絵柄でかなりナイスだから。


Fourtnum&MasonのHP


今の仕事机 見ての通り、中々ナイスなバッグ。F&Mの専門店がある所なら、上手く頼むと貰えます。伊勢丹や三越とかの店ならあると思いマス。

この缶が125g缶です。それ以外に贈答用のチビ缶(4分の1サイズ)と、お得缶(倍のサイズ)がありますが、お得缶はブレンドティーしか種類がありません。(ネットではアールグレイクラシックの250g缶とか売ってるらしい)

1番左が、最近のデザイン。見ての通り、緑が微妙に濃くなっています。この缶は全部アールグレイ・クラシック。1番右の缶は、レアな緑缶。よくよく見ると分るように、緑のデザインです。これはかなり珍しい(ハズw)

いつか、プレミアついて、「それは死んでも売れねぇなぁ」といえる日を待ってますw

もし、茶と緑以外の色の缶を知っている方はぜひとも御連絡ください。


ななんと、F&Mにこんな缶がある!!

デコラディブ缶です。し、しらなかった。
日本じゃ売ってないと思うのだが、(日本橋の三越?には唯一売ってるらしい。ホント?) 

ななんと、うちの課長がF&Mの個人輸入をしているとのこと。自分より紅茶好きな人にあまり会った事がないのだけど、それもF&M好きとは・・・

なんでも昔、直接メールを書いて、個人輸入を頼んだらしい。で、今はF&MのHPから入れるバイヤー用のパスワードまで持ってるとのこと。う、うーん・・・凄すぎる。

で、オレッちがF&M好きということで、「一緒に注文してあげるよ」とお言葉を頂き、今ではこちらの缶も飲んでます。直接輸入するから、送料を入れても日本で買うより安い!!

ちなみに、この紅茶は普通の缶よりも断然美味いです。やばいです。これならすぐ紅茶中毒になっちゃうネ。




[2004/06]

P2S2H2は音楽98:紅茶2ぐらいの割合なんで、紅茶の話を。
最近コンビニでこちらをみかけるようになってきました。"午後の紅茶"に対抗しようと思ったら、1からブランド育てるよりもタイアップした方がいいってことかな? 青い帯といいデザインはかなりナイス。昼休みにこのボトルで飲んでれば、「ねぇねぇ、○○部署の彼って」と話題になること間違いなし(爆 やっぱり女性からみて「かっこいい」って思わせるものじゃないと、タバコみたいに広がらない気がするからなぁ。そんな意味ではナイス。

ところが、味の方はあんましです。
お茶・紅茶は防腐防止でビタミンCが入ってるだけど(見てみればかいてあるよ)、その量が多いと「ビタミン錠剤飲んでる」気分になるんだよなぁ。特にストレートティだと隠し切れない。
それと、もう一つ大問題なのは「ストレートティに存在する甘さって何か」なんだよね。それは、結局、琥珀色の苦味の隙間にあるんだと思う。すなわち「何も無い隙間が周囲との対比で甘味を感じさせる」ってこと。だから特に砂糖とかの甘味剤がある訳じゃない。なのに、この紅茶はラクトースとか甘味剤を入れてるから、人工的な味になってる。このデザインに惹かれて、これが本当の紅茶の味かぁ、なんて誤解されると良くない。フォーションはブランド価値さげてると思うなぁ。
結局、今でもベストはジャワティー・ストレートじゃないかな。紅茶好きは外ではこれしか飲まないと思うな。まあジャワティーストレートは琥珀色よりももっと茶色が濃くなった味してるから、えげれすチックな紅茶とは微妙にタッチが違うんだけど。
まあ、けど、これで「F&Mのペットボトルがコンビニで買える」未来像に少し近くなったかな(ほんとかいw
   

最近そんなのばっか じゃねーか(怒

Fortnum&Masonの輸入代理店が片岡物産から三越に代わったことで、今後は三越以外では取り扱わなくなるらしい・・・
うんでもって、三越のネット販売でも売ってないんじゃ、愛好者をバカにするのもいいかげんにしろよ。
別に高級百貨店を標榜して、F&Mと独占契約を結ぶくらいは経営戦略の一環かもしれない。けど、手ごろな値段で広く買える事の方が大事ジャン。成城石井とかじゃホント安く買えるもんなぁ。

あーーあ、フォーションとかハロッズに代えるのか・・・このシックな緑がずっと好きだったのに。とりあえず、今の賞味期限の2006年まで紅茶を買いためておきました。2年の間に方針転換して欲しいです。



こちらの記事にあるように、合弁会社設立か。じゃあ話を持ちかけたのはF&Mの方かな。百貨店の中にF&Mの紅茶が飲める店を作るってことね。確かにハロッズは専門店があってバックとか売ってるからなぁ。F&Mのバックがあるなら買っちゃうかもw 今の1000円で125g缶というラインが守られるなら賛成だけど、きっと2500円くらいになるんだろうなぁ・・・・

確かに巷で安く買えるならば、だれもわざわざ高い金を払って専門店に来ない。だから、それを停止するというのは一つの真っ当な判断だと思う。けど、もっと違う道があることがシャネルの伝記を読んでて分かった。
「シャネルはコピーを恐れなかった。だから上から下まで広い価格帯でシャネルの服を手に入れる事が出来た。そして、本物が分かる人はパリまで買いに来る。これこそがシャネルの強さだ」(細部は自信ないです)みたいな事が書いてあった。これこそがブランドのあるべき姿じゃないかな。紅茶の入れ方を突き詰めて、店の雰囲気を洗練させて、家で紅茶を入れるのとは比べ物にならないレベルを見せて欲しい。「うっそーーこんなに上手く入れれるの??10年飲んできても俺っちは未熟だった」と思わせるくらいのも出して欲しい。そして、専門店に一緒に行った後に「今度は家に来て飲まない?」と誘う為にも、やっぱり値段は大事なんだぞ(爆

まあコーヒー専門店も日本に根付いたし、午後TeaはCM バンバンやってるし、本格的な紅茶文化を日本に輸出するとしたら、今は好機な気もする。経営判断としては同意してるんだけどね。午後teaが紅茶の味だと思われたら、困る。どうせやるなら、ゆくゆくはF&Mブランドの缶紅茶が飲めるくらいになって欲しい!! そしたらCMソングは当然、久保田のNothing but a Loveでしょう。個人的にはShameの出だしを使って欲しい。で、プレゼントで「木洩れ日の召還」とかナイスだと思うぞw

昔はR Kellyやマクナイトは誰よりも聴きこんでいる実感があったけど、F&Mも100缶ぐらい飲んでるからなぁ。日本で一番飲んでるって言ってもいいかも? これで英語力があれば、証拠の壁に並んだ缶の写真と一緒にe-mailでも送って、話をそこまで持っていける可能性があるのかも。うーん、やっぱり語学力は大事やネ。若い男の子には「紅茶の琥珀色」と「マクナイトの琥珀色」を味わうのを薦めるHPだが、英語もやっておいた方がいいみたい。。
  
[2005/05]

たまには紅茶の話もしなくては。
一年前にFortnum&Masonが三越以外への輸出をやめて、三越と協同で専門店を出店するというニュースをお伝えしましたが、日本橋店などぞくぞく出来ているみたいです。この前、名古屋の店に行ってきました。普通の缶の値段が2000円程度なので通常だけど、成城石井で1200円程度で買えたからなぁ。まあF&Mが二千円なら買いつづけるのだが。デコラティブ缶も4000円程度で売ってました。けど、中身は普通のと同じらしい。。知らなかった・・・ちょっとショック
あと、もらえる紙袋が昔に比べて凄くしょぼくなってた。あの紙袋もうちょっと集めておくべきだったなぁ。ちなみに併設しているカフェでは紅茶も飲めるけど、ケーキの類も売っていたけど、缶だけ買ったので飲んでません。

以前に「自作ブレンドティーを作らないんですか?」と聞かれたけど、作らないです。うーん、すぐ独自アレンジを入れようとすると、結局伸びないと思うから。 紅茶もF&Mを10年以上飲んでるけど、なんかまだそんな気分にならない。紅茶自体は大雑把に言って、セイロン→ダージリン→アッサム→アールグ レイという順に重くなる。重い方が冬にあうけど、重い紅茶を濃い目で作って冷やして飲むのはお勧め。夏は朝作ってそのまま台所に置いておいて、帰ってきた ら氷を詰めたグラスに注いで飲む。かなりナイスです。基本的に紅茶は朝とtea timeに飲むものだが、アッサムを濃い目にすれば夕食の肉料理後もいけるよ。

紅茶はコーヒーに比べて弱いから、歯磨き後は味が変わるんだよね。だから歯磨きの時間が遅れて虫歯になりやすくなる。その対策をずっと考えていたけど、二 十歳の頃に編み出した。ポイントは今の歯磨き粉が発泡剤や研磨剤や香料とか入れてること。これらは終わった後に口をゆすいでも全部取れないんだよね。だから、終わった後に何もつけてない歯ブラシで空磨きする。すると想像以上に泡立つから。それを数分やれば、紅茶を飲んでも味が変わらないよ。
   
[2006/01]

アンケートに書いてくださった人もいたので、たまには紅茶の話を。
今回はポットを取り上げます。私が使ってるのはHARIOです。ガラスのバイオリンを作るぐらいだから、技術力は世界トップ。下手に海外のブランド物を使うよりも、そういう会社の方がスキだから。使ってる製品は・・・と思ったらHPの製品コーナーは製作中。ということで、写真とりました、こちら。一番大きなサイズです。色はもちろん黒。1人暮らしはじめる時に買ったから、そろそろ10年目かな。全く壊れません。多分、死ぬまで使うと思う。ギリギリまで入れると、1.3Lぐらい入ります。で、ギリギリまでで作ってます。それを一日に3回ぐらいかな。それ位のむと、黄色い小便は見たこと無い状態になります。紅茶用のマグカップは高2の時から使ってます。同じ濃い緑系なので、買い換える気にならない。これも一生使う予定。

あんまり紅茶の入れ方は気にしてません。ただ、確かに最初にポットを温める必要はありますお湯を少し入れて温めてから、そのお湯を捨てて、リーフを入れてお湯を入れる。お湯が100度に近ければ近いほどいいので、ポットを最初に温めないとポットに熱を取られて、95度ぐらいに下がるから。特に冬は大事。こういうのはビール好きの人が、冷蔵庫でグラスも冷やしているのと一緒かな。

個人的には、小さいポットに紅茶を入れる方が難しいと思ってます。大きなポットの方が安定して旨い味になる。ただ、最近は冷める前に一気に飲めないですね。だから、完全に出たら水筒に移してます。よく「葉(リーフ)をいつ取り除くの?」と聞かれますが、取り除きません。

簡単に言うと、葉が細かいほど、不味い成分が出てきます。基本的に紅茶の葉を輸送中に、自らの重みで底の方が細かくなります。一番細かいのはティーパックになります。中くらいはブレンドティーになります。ティーパックは途中で取り除かないと絶対に不味い成分がでてきます。ブレンドティーはメーカーによるかな。F&Mでは必要性を感じた事はないけど。ただ、どんなサイズの葉でも、紅茶の葉が少ないと不味い成分は出てきます。だから、とりあえず濃く作って、お湯を足して飲む方が楽ですね。絶対に、後からリーフを追加してはいけません。ミルクを足すのは個人的に色が琥珀じゃなくなるので、しない

最近はティーサーバも売ってます。確かにデザイン的にはあちらの方がカッコいいです。憧れたことあるけど、今の使い続けることにしました。メカニカルな部分が多いから10年は使用できないと思うし、1.0L以上作れる製品が無いのもある。ティーサーバはジャンピング(正式には何と言うのかな? 紅茶を混ぜること)しやすいです。普通のポットは一度コップに取り出して、また戻して混ぜる方法もあるらしいですが、私はポットを持って小刻みに回転させます。するとポット内に対流が起こって、紅茶が混ざるから。紅茶の色は種類で変わるから、どれぐらいの色になったら飲み頃かは種類ごとに別ですね。基本的にアッサムが一番濃くて、ダージリン→セイロンと薄くなっていきます。

ブレンドティーはF&Mの中でも色々と種類があるけど、あんまり違いは感じません。ブレンドティーは混ぜてるので、紅茶の香りが弱くなってると思います。だからブレンドティーだけは、ハーブを一つまみ入れます。そんな感じかな。



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