顔が階段だからなぁ、、
[2001/10/10]

単にこのジャケットを横顔コーナーに追加しようと思った訳ですが。
ホントにいい表情だと思うし、「ぶってない、いい男」とは思う。だからこそ兄貴もデザインで使用したのだと思うが、、、マクナイトの抱える問題点が端的に表現されている気がして、話しが長くなりそうだったから。

それと、R&Bにハマりつつある後輩が見事1stで轟沈したから。本HPでうざい位に色んな角度から1stを取り上げて、どんなアルバムかのレビューをしてるのにぃ。 逆サイドの方々(Calvin RichardsonやTyrese)もかなり気にいってたようだし、それ以外のマクナイトの作品もOKだったから、期待してたんだが。


やっぱり同じグループに分類してるけど、彼の1stはやっぱり異質。その理由とこのジャケット写真は密接に結びついていると思う。だから重い腰?をあげて、自分のマクナイト像の全部をUPしようという趣旨で、追加する事にしました。どんなアルバムなのか、どんな曲の構成なのかは本HPを読んでバッチリだと思うけど、「何故そんな事をしなくちゃいけないのか? 何故彼は叫んでいるのか?」という根本的な問いに対しては、1度も書いてないからなぁ。自分にとっても当然の事だったから必要無いと思ってたけど、結局「それは違う」という事にやっと気付き始めてるや、、、

端的にいって、

今のマクナイトの表情が、少年時代のマクナイト
何よりも「溜め」てるその顔が。これを眺めていると、きっと彼は最終作で1st並みの(それ以上の)ぶっとんだ作品を届けるんじゃないかと思う。その為の「溜め」なのだと。この閉じた瞳は、それを如実に示してると思いマス。だから、文句をつけながらもかなり期待したりしてる今日この頃なんですが。
それにしても、改めてジャケットを眺めると、

いつも、閉じた横顔か、グラサン付きの正面顔なんだよなぁ、、
それ以外の表情ってホントない。例え中ジャケでも横顔で瞳を閉じてる。公式HPには他の写真もあるけど、ジャケットは殆どそんなショット。「おでこに3本しわが寄ると、かなり親父クサイ(2ndの裏ジャケは酷いだろ)」と思うが。どちらにしても、滅多に「正面で向き合わない男」なんだよなぁ、、マクナイトは。


彼が目を開けたら、90%の人が《怖い》と受け取るような視線を見せる
そんな彼の視線をどこなく想像できる、、、そのマクナイトが目を閉じるとR&B男性でもTOPレベルの優しさが生まれるのが不思議とも思う。けど、裏にその視線があるからこそ、人は惹かれるのだとも思ったり。何より「こいつは単なるいい人じゃない」と思うもんなぁ、、、この顔だって、温和や柔和とはやっぱり違うと思うしね。やっぱり「溜め」てるよw


---「いつも心がけているのは"自分自身の為"に曲を書いているので無く、多くの人達に聴いてもらいたくて書いてるって事なんだ」-----
オイオイ、これは第一線に立つアーティストとしては単純過ぎる捉え方じゃない??Janet見てよ。R Kellyだってもうちょっと分ってる。「自身の為」と「相手の為」のどちらも解答じゃない。その間にラインがある。皆それを捕まえようと必死なのに、マクナイトは極端なんだよなぁ、、「今どき、中学生だってこんな事 言わないぞ」と思ってしまうや。
とは言っても、今の自分が言えるのは階段を作る事なんだよね。その点では、毎度のアルバムで"核"と"入口"の間に見事なStepを作るJanetはホント流石だと思う。その点で、マクナイトはキツクいえば、


顔が階段じゃないの??
と思ってしまいます。そりゃねー、自分が女で、クラスでこんな男の子がいたら、「ねえねえブライアン君 何考えてるの?」って声かけたくなっちゃうもんなぁ、、、どうせ、そしたら、「あ、うん、ちょっとね」で流すんだろぉ 全く、見事なまでにシュチュエーションが浮かんでくるぞ。だから、彼は生まれてこのかた「階段を作る」という事をした事がないのでは、、、と思う。確かに、あのアルバムは、かなり高い地点から更にどんどん上に上がっていく為に、しっかり階段作ってるんだが、「おいおい、そっちじゃなくて、こっちに向かって階段を作ってくれ」という話しなんだよなぁ、ホント。


でもマクナイトは不満でしょう
だって、1stは本当の意味では「自身の事」じゃないもん。「明日の相手の為」だもん。これ以上引きずらない為だもん。終わった事に拘っても何も生まないから、気持ちも終わりにしなくちゃいけないから。だから必死に掘り下げてる訳でさ。マクナイトは突っ込まれたら「え、僕は、、君の言う事が信じられないよ」ってなキョトンとした視線を返しそうだもんなぁ。


マクナイトは、あれが殆どの人に受け入れられない理由が分らないのでは、、
自身がかなりラディカルな事をやっているのに、未だ気付いてないから、今度も瞳を閉じて「溜め」ているんだと思う。結局、マクナイトの1stをイキナリ聴いて、イキナリ気に入るかどうかは、以下の実感を持った事があるかどうかに尽きると、、今の自分は思いマス。


「こんな今から来た明日は、昨日と同じ顔してた、、、」
恋愛が終わった後は、確かに「これがずっと続くのか、、」と暗澹たる気持ちになるけれど、そこで、「明日にはなんとかなるよ」で立ち直れる人はマクナイトの1stに200%親和性が無いと、言い切れます。「女の人はあの娘だけじゃないんだから、"捨てる神あれば拾う神あり"って言うジャン」で元気が出るなら、もっと合わないと思うぞ。

実際は、髪や爪みたいなもんだと思いマス。「一日一日の違いはホント無いけど、半年単位ならしっかり変わってる」と。普通はそんな達観を持てるから、落ち込みすぎる事は無いもんだけど、マクナイトはこの「一日一日の違いはホント無いけど」の時点で、確実に落ち込んでるねぇ、、、


彼自身の恋愛も階段状じゃなかったんだろう
そんな人生だと、そう思っちゃうのは良くある。「ちょびっと好きになって、ちょびっと失敗しちゃって」の繰り返しなら、大丈夫なんだけどネ。きっと1stを届けるまでのマクナイトの恋愛はこれと正反対だったのだろう。


そこで哀しみに打ちひしがれていても何も始らない
だから闇に光るマクナイトの瞳は《ねじりこむ》意志を見せる

1stを追っかけて行くと、その視線が見えるんだよなぁ、、、それが大好きなんだが。その強引なねじりこみが。まあ、そんなタイプの人には、私自身ほとんど合った事がありません。けど、今の自分は見れば分るよ、マクナイトの1stを一発で気に入るかどうかは。乱暴と透明の同居が伺える視線の男は絶対気に入ると思う。

だから、そこでマクナイトが求める解答は、分かり易く言えば、「何年もかかりながらもMaryJ.が手に入れようとしていた」解答と同じなんだと思う。MaryJ.の2ndが現在進行形で、3年後の3作目でNot Gon' Cry、そこから2年後のThe Love I Never Hadと合計5年。こっちはこっちで長過ぎるんじゃないの??と思ってしまうが、そこら辺がMaryJ.の可愛さなんだよネ。普通で1年? MaryJ.は5年経って手に入る地点を、マクナイトは3ヶ月以下で手に入れようとしてると思う。

だから、誰もついて行けないんだよ、、、
「そんなラディカルな事をするのは、マクナイトぐらいだって、ホント」と思っちゃう、、、、実際、それが3ヶ月以内(イヤ実は1ヶ月以内?)だと思う理由があるけど、それは皆さん探してくださいね。けど、女性が分るのかなァ??と思っちゃうや、、マクナイトの奥さんは分ってるのかな?? ってクリスマス・アルバムでアツアツのデュエットを披露してたけど、やっぱりそれからじゃ分らんぞ。どうせなら、ガンガン夫婦喧嘩とかの曲なら、マクナイトが奥さんにクリティカルに何を抑えられてるのか分るから、ぜひとも聴きたいんだが、、、

どっちにしても、ここら辺が、自分のマクナイト像の核です。《彼の伝える視線》を彼自身に向けると、こう感じたから。どうしても、この結論に辿り着いたから。そうそう「イヤ、あんたのレビューは根本的に間違っている」という御意見も待ってます。そしたら、見も知らぬ所に道があった事になるし、それは辛いと言えば辛いけど、HPを作ったかいがあったと思うから。


実際、マクナイトは「道の為には女はいらない」
ってタイプのような気もするなぁ。ホント。マクナイトの周りに「くよくよするなよ、明日も太陽は昇るんだぜ」(うーんこれはこれでベタ過ぎるぞw)と言ってくれる親友はいなかったのか?と思ってしまうが、まあ聞く耳持たないだろうなぁ、、とも思う。だって、くよくよしている訳じゃないからなぁ、、落ち込んで入るけど、逆に見ればチャンスだと思っているし。そこら辺が強さなのだろうけど。


結局、皆さんもお気づきのように、ポイントは昨日と同じ顔してたの《顔》です。全く、あの顔がこのジャケットくらいの表情だったら、自分ももうちょっとマシになったになァ、、とは思う。破片を拾う作業は、今から振り返れば悪くなかったけど。「無呼吸だなぁ、、」と今の自分は思う。潜水なんだよねぇ、、、やってる事が。

水が退く前に、底に潜って取りに行ってるようで、、、、
やっぱり、マクナイトの1stに対してもそう感じる。これは一般的に見て「はちゃめちゃ」なんだと。だから、「受け入れた今から生まれる呼吸と、それがLeadする笑顔が大切なんだ」とは心に刻んでいます。

とはいっても、「水が退いた後に拾いに行っても、大事なものは流されている」という危機感がそもそものドライブ要因なのだから。マクナイトは確実にそういうタイプの男だし、それが何よりもクロスオーバーするんだよなぁ、、、いくら他人に言われても、心の奥底じゃ「お前の方がアホ」と思っているし、「恋愛における全ての事実は等価」という認識を持つ事で素潜りが可能になるのだから。事実から逃げる奴は死んで来いと思うもんなぁ、、、マクナイトは、「確実に正しい事をしてる」と思っているだろうし、それはやっぱり自分もそう思う。



という事で、これで自分にとってのマクナイト像の全てです。これで1stが皆さんの身近になったかなぁ、、謎だ。

どっちにしても、1stはぶっとんでるけど、面白いアルバムだよ。これをクリティカルに抑えれれば、きっと貴方の今後の恋愛に役立つハズ。自分は10年かかったから、大丈夫w ってホントに大事なのは10年持続する感動のような気もするけど、そう思うと、若いっていい事かもね。年取ったってのは哀しいなぁ・・・

女性がこのアルバムを抑えれるなら、「貴方に口説けない男はいません」と保証しちゃうぞ。後はどれだけFuckin'やりたがってるか位だってw それに合わせてチラチラ見セル下着の回数と耳元の「あっはーん」の回数を変えれば大丈夫。ってかなり適当な事をいってるなぁ、、ホント。けど、マクナイトは1番それで落ちない男だと思うから。


それにしても、自分もそろそろ瞳を閉じる事を覚えるべきなのかなァ、、謎だ
その前にもっと自身を見詰めなくちゃ、、、ね
 
何やかんやで、マクナイトの1stの肩を持つけど、「くよくよするなよ」で立ち直れる人がいるのじゃなく、しょうがなくともそれしかないから立ち直っている訳で・・・けど無理な時もあるから、引きずる事も有る訳で。

「他にも女性はいるんだぞ」で元気が出るんじゃなくて、そうやって元気を出さなくちゃいけない訳で。

そういう意味では、隔絶した事をやっているんだよなぁ、、、なんでこんな人間なのだ?とたまに思うけど、マクナイトの1stを聞くと勇気付けられる。あのアルバムが無かったら、自分はこの視線を制御出来なかったような気もするし、実際そうだった。

結局、そこら辺を突き詰めるとDalvinと近くなる気もする今日この頃。って、マクナイトとDalvinが近いという人は自分以外にいないだろうけど、多分近い。Dalvinの変態?UPとマクナイトのメロウなSlowに接点はゼロだけど、どうしてもそう思う。

やっぱり恋愛である限り、原因は二人の間に有る訳で、どんな事でも、そこに自身の問題点が隠れてる訳で、だからこそ、それを引っ張りだして「全部自分のせい」と受けとめた後で、、それに対して方向性を模索する事で、強引に答えを欲しがるんだと思う。それは結局の所、「自分は自分でコントロールしたい」という感情の表れのような気もするし、そこら辺でDalvinとも近い気もする。Dalvinは「俺は女に惚れたこと無い」とのたまわっているけど、惚れる勇気が無いような気もする。うがった見方をすれば、惚れるって事は相手がコントロールする事だしね。

当然ながら、どんな物事にも単一でなく、複数のいい面と悪い面からなる原因が有る訳で。
どっちにしても、現実問題として、こんな潜水をやろうとすると、マクナイトの全作品の中でも最高の叫びになるのだと思う。

もちろん、「全部自分のせい」というのは、いかにもうそ臭い話しだけど、「うそ臭いから向き合わなくていい」という話しは無いでしょう。もちろん、それで全部見詰めてるとはこれっぽっちも思って無い訳で。
ただ単に、

同じ過ちを二度繰り返していいほど、人は許された動物じゃない
と思っているだけです。そおいう意味で、本HPを作った理由はそれこそ色々あるけど、自分はマクナイトと同じく、この信念は共有されるべきものなのだと思う。 って普通はこれしか道が残ってない程のぶっとんだ恋愛はしないもんだろうなぁ、、、自分はホントこれしかないや。一体マクナイトはどんな恋愛だったのか?


どっちにしても、これで終わりです。色々書きましたハイ。2000HITも超して、半年経って、ここまで来るとは思わなかったなぁ、、、確実にあの1stのこのレビューは無用だと思ってたから。自分とマクナイトの中だけの話しだと思っていたから。実際これだけR&Bにハマっている事さえ、自分とR&Bの中だけの話しだと思ってたし、それで十分良かった。自分にとっての音楽は人生のベースであって、人との話題のベースでは無いから。

そんななんなをこれからも見失わないように、HPは作っていくつもりです。R&Bは一生聴くしね。結局、日本人がR&BチャートのTOPを狙おうと思う限り、自分はR&Bに救われたと思えるかどうかが、最終的なポイントになるのだと思います。Jaheimはルーサーに対してこの感覚を持っているからこそ、強いのだと思うから。

正直言えば、最近は調子にのって書いてる文章も多いけど、やっぱり「このライン」に照らし合わせているし、自分にとってのR&Bはそれ以上でもそれ以下でもない。色々誉めてる久保田だけど、彼からその感覚を感じた事は無いのが今後の不安材料といえば、不安材料です。


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