87 Tashawn King
(2004年)
<A rank>
・Make it Official [U]
・3's company[MU]
・Strung Out [M]
・Promise [M]

・On Parole [MS]
・Party [MU]
・Anything You Want [M]
・Slow Down [M]

<B rank>
・He don't Love You [S]


<C rank>
[2005/02]

Tashawn Kingは本当にメジャーでデビューして欲しかった。このノリだとインディー発売になるのが今のR&Bの現実で、それがマジ納得いかない。別にHip-Hopが嫌いな訳じゃないけど、歌に載せる激しさは大事だと思うから。そんな点で、この奥底に泣きを感じさせる吼えっぷりは最高。

この声を気に入るかどうかで大きく評価が分れるアルバムだと思う。個人的には大Hitです。1:3's comapnyから文句なし。曲のレベルも高いと思う。女声から始まる2:Strung Outもかなりイイ。ぜひとも2作目が聴きたいアーティスト。この先の人生で色んな経験を積んで、Slowの上にシャウトと泣きを爆発させて欲しい。ホントにね、泣きのあるシャウトじゃ90'Sの全アーティストと比べてもピカイチなんです。

3:He don't Love YouはA-rankでは無い気がする。あまりそんな状態になった事が無いんだろう。結局は、自分が過去に抱えていたシュチュエーションがどれだけ蘇ってくるか?でしか判断してないHPですが、この曲はそこまで浮かんでこない。

4:Make it Officialは当然緑。この明るさはかなり凄い。本曲がある時点で、この先に何が生じようとも伸びていくだろうね。もし本曲が無かったら、ここまでベタ誉めしない。5:Anything you Wantは本作の中では大人しい曲。シャウトが無い時は泣きも無いのか。不思議な声です。本曲の声の表情なら他人も真似できるだろう。

6:On Paroleも真似できそうなのだが、何かが違う。シャウトする時はざらついた泣き声を出すが、この曲は滑らかなんだよね。想いの入れようが強い。なんか注目しちゃってる。7:Partyは一転明るくはしゃいでる曲。前の曲との連結もナイス。タイトル通りの曲になってる。

9:Promiseでデュエットしてる女性はかなりイイ。本気を見せてる歌いっぷり。彼女に引っ張られてTashawnの違った面が見える。吼えっぷりに泣きがない。2:00の部分はブリッジになるのかな。この部分が凄くくる。本作の中で一番求めてる。その感情に鋭さを感じる。12:Slow Downはカーティスの曲をバックトラックで使ってる。このギターカットはカッコいいからなぁ。Tshawn Kingに合ってるね。


二十歳前の男には絶対にお勧め。もし18の頃に聴けたら、死ぬ気で聴いてたと思う。それだけの吼えっぷり。


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