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Kelly Price "Priceless" | |
(2003年) <A rank> ・Again [S] ・So Sweet [S] ・He Proposed [S] ・Whatcha Gon Do? [M] ・Strong Man [S] ・Sister [M] ・I Stil Do [S] ・You Make Me Feel [U] <B rank> ・Back in The Day [M] ・Take It to the Head [UU] <C rank> |
[2004/07] 本作品が2作目よりも上なのはコンセンサスになっている。強烈なデビューを飾った歌手ほど、逆にそこから抜けれないものだけど、彼女は本作でそれを可能にしてる。巨象のようなDeepsさから色んな面でMoveしてる。そこに一番感銘を受けます。 前作ではMiddleも重かったが、今回は明るくキャッチーなMiddleな曲を前半に固めてる。そこに恣意性が無いのがいい。彼女の中の時も満ちたのだろう。2:somedayは曲としては良くないが、彼女の半生が綴られてる。それをこの明るさで歌えるようになった事が彼女の歩みを示してる。 けどさ、ここに描かれている境遇の娘に、本曲は届くのかな?って思う。成功を示しているだけであって、「あそこから頑張った」って言ってるだけで、現時点で落ち込んでいる娘の側には歩み寄ってない気もしてしまうのだが・・・。だからBランクです。 3:You Make Me Feelの方が明るさとしてはナイスだと思う。こんな曲をKelly Priceが歌うようになるとは、あの頃想像だにしなかった。4:Take It To The Headは男を捕まえに行く曲。ちょびっと怖いから、(オレッチを含めて)男の多数はこれに逃げちゃうだろうw 5:Sisterは親友Faith Evansとのデュエット。詞も子供が出来てしまった女性の為に歌ってる。her boyfriend says he didn't fatherとかホント現実から逃げてないのは流石です。悲しみよりも、それを吹き飛ばす位に吼えてる。 Latelyに書いたように6:Againは緑つけます。この曲こそがKelly Priceの強さを示してる。面子なんてかなぐり捨ててる姿が輝いてる。「女の面子」とか言ってる娘ほど此処に来れなくて、本当の意味で明日は来ないと思うな。 |
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7:interludeを挟んで今までのKelly Priceになる。8:Strong Manも強い。「理想の男性像を歌うコンテスト」をした日にはKelly
PriceがTOPになるだろう。MaryJ.でもAngieでもトニブラでもなくて。10:He Proposedはそんな面がより出てる。絶対さ、バレンタインにプロポーズする男なんてクサイよぉ。けど、女性陣から睨まれるから小さい声になってしまうが・・・ 11:So Sweetは今までに無い曲。Latelyにも書いたけど、Sweetに完全に浸ってないと思う。それは今までを俯瞰してるからだとも思う。この曲を流して、「ぁあぁ Sweetだわ」って浸れる女性はどれ位いるんだろう?と思ってしまったりも。やっぱりこんな曲でも太く吼えてるから。 12:Whatcha Gon Do?もこんなどん底フェーズをこれだけ明るく歌えるようになったこと。Kelly Priceが掴まえた輝きが良く見える。相手の男を高みからからかう余裕があるのが凄い。14:Girlfriendは低い曲。女友達について歌ってると思ってたが、違ったのか。どちらかというとAgainに近い曲なんだね。この重さは処女作並だと思う。15:Ifも同じぐらいに重い。出だしのBabyBabyBabyから凄い。2作目のAs We Layに続く曲なんですね。 17:I Still Doはオーソドックスなバラードなんだが、彼女の声は輝いてる。詞が引っ張って名曲にしてる。この曲の閉じ方は中途半端だと感じる。この曲はJam&Lewisに任せるべきだ。そしたらMaryJ.のthe love i never hadまで行ってた。あの曲の出だしの語りと同じ位に、このbridgeは何度何度ももつぶやくだけの価値がある。こうやってAgainまで辿り着ける女性になってください。一般的に考える以上に人生って一度の間違いで終わるから。 i'll find a way to breath agein this won't be how my story ends のフレーズは限りなく深い。 他のコーナーで現状を見つめる勇気があれは、呼吸は出来るよ。そしたら明日への第一歩だ って書いてあるけど、Kelly Priceの言う通りこれが事実です。 |