K-ci & JoJo
 
  90 K-ci&JoJo   "Love Allways"
(1997年)
<A rank>
・Baby Come Back [M]
・Love Ballard [S]
・Last Night Letter[SM]
・Still Waiting [S]
・All My Life[S]

<B rank>
・HBI [M]
・How Could You[S]
・How Many Times[S]
・Now and Forever [S]
・Just For Your Love[S]

<C rank>
・You Bring Me Up [M]
[2001/11]

今から振り返ると、随分とひっそりと発売されたと思う。騒いだのはJodeci時代を知るR&Bファンだけであって、ショップでの扱いもそれほどじゃなかった。けどイントロHBIで買い決定だった。All My Lifeが全米No1になるまでは、「あーあ、二人でやり直したけど、このままどんどんマイナーになってしまうのか」と思ってた。

All My Life自体は彼ら自身もそこまでHITするとは思ってなかったと思う。ハワイのラジオ曲から火がついたというのが示唆的。リスナーも含めて全員がJodeciのイメージが残ってたのかな。個人的にはHow Could Youがかなりびっくりだった。こんなテイストの曲は絶対に歌わないのがJodeciだったから。シングルカットもしてたしね。

意外とJust For Your LoveやNow and Foreverが聴ける。この時期じゃないと歌えない心情だと思いマス。確かにAll My Lifeはイントロからドラマチックなバラードだから。けど最初の頃は、「おいおい」という気持ちの方が強かった。これは売りだろう、、って。まあコアなファンの言う事聞いてても尻すぼみって所かな。実際この曲でメジャーになったんだし、もっと認めてもいいとは頭では分ってる。けど納得できないファン心情もあったりするや。

1番K-ciがはしゃいでいたのは、Don't Rush。「みなさん避妊はしましょうね」というビデオクリップの中でノリノリだったぞ。やっぱり変わってないなーとある意味安心したw  1番Jodeci的雰囲気をもつのがYou Bring Me Upかな。Still WaitingやHow Many timesは、なるほどなーと思いました。二人のソロになって始めて出来た曲でしょう。昔のカバーのLove Ballardもいい出来だし。K-ciはそんな曲が似合ってるんだよなぁ。冷静に見るとMiddleからSlowまで良曲が揃っていて、全方向アルバム。


  108 K-ci&JoJo   "IT'S REAL"
(1999年)
<A rank>
・Life [S]
・Fee Fie Foe Fum [SM]
・I Wanna Get to Know You [M][Y]
・Makin' Me Say Goodbye [S][Y]
・I Wanna Make love to you [S]
・Hello Darin [S]'
・Here he comes Again [S]

<B rank>
・Tell me It's Real [S]
・How Long Must I Cray [S]
・Girl [S]
・Momma's Song [S]
[2001/11]

Introに続くFee Fie,,,は久々のK-ci上半身裸のナイスな曲。やっぱり彼のシャウトは"寝取られSong"で1番映える事を実感。かなりリアルな表情で歌っていたから、アルバムタイトルそのまんまだね。アルバムの前半部分からテンションが高く、良曲が揃う。K-ciのシャウト率も高く、Jodeci時代とは一味違った感覚でガンガン来る。

I Wanna Get Know to Youではお決まりのアドリブ「イェーーイェイイ」が味わえるのもファンにとっては嬉しい所。ジャケット写真もいい出来だしね。Hello DarinはJoJoがリードを取る清涼感のある曲。Makin' Me Say Goodbyeはオールド・テイストで始る。やっぱK-ciはこっちテイストもいいなぁ。マジなK-ciの顔はカッコいいと思うしね。

Tell me It's RealはAll My Lifeの二番煎じだとうがった見方をしていたけど、今聴くとそこまで悪くない。Lifeは映画のサントラにも使われた名曲。K-ci&JoJoの新たな魅力を引きだしたR Kellyは流石。ほんと、この曲だけでアルバム買い決定。それにFee Fie,,が加わるのだから、文句無しです。Girlは寛いだ曲、こんなテイストの曲を歌うなんて、Jodeciはもちろん、K-ci&JoJoの1stからも想像できなかったなぁ、、、 

全体的な聴き易さからいうと、1stよりもこっちの方が上だと思いマス。個人的には彼らの奥の面が1stでは見え隠れしている気もするから、1stも好きだけど、2ndではより大勢の人にアピールできるラインを見つけているネ。
Tell me,,のビデオクリップな中々ナイスな作りをしていた。"涙キャッチ"は微笑ましく笑えてナイスw Lifeは赤と青のコントラストが絶妙だった。R Kellyのビデオクリップに通じるものがあった。ねーちゃんはべってたJodeci時代とはホント違うねぇ。


  84 K-ci&JoJo   "X"
(2000年)
<A rank>
・I Just Can't Find th Words [S]
・Wanna Do You Right [S]
・Honest Lover [S]
・If It's Going to Work [M]
・Crazy [S]
・One Last Time [S]
・I Just Can't Leave [S]
<B rank>
・All The Thngs I Should Have ・Known [S]
・Ooh Yeah [MU]

<C rank>

[2001/11]

ジャケットがかなり不満なアルバム。偽造盤のようなコテコテ調のデザイン無しだろと思う。Jodeci再結成の前に出たし、一年のインターバルだから、ジャケット同様雑な作りじゃないの?と思っていたけど、中身の方は良かったです。(結局、Jodeci再結成はするのだろうか?)

一曲目のHonest Loverは展開力が秀逸。でも、やっぱりK-ciにはWanna Do You Rightの様なサザンな曲が似合う。Crazyは今までの売れ線を微妙に変えた所が楽しいし、「あんたCrazyとしか言ってないジャン」とツッコミたくなる位に、楽しそうに叫ぶK-ciもいい味だしてる。曲の終りに叫び込むもんね。Devante作はどうしようもない出来だなぁ、、ホント。

If It's,,,はShava Shavaが聴ける曲です。リズム感を全面に出したミドルで、今までにない手触り。All The Things I Should have Kownの曲調はモロのBabyfaceだが、K-ciの歌いぷっりに新鮮味がある。I Just Can't Find the Wordsを聴いても思うけど、こんなテイストの曲が今後の彼らであるべき。Suicideはイントロで期待させるが、中盤からの展開に難アリだと思うぞ。

Ooh Yeahは子供の声が入るのがポイント高い。ただ、これもイントロのネタで曲全体をを持たせてる気もする。I Just Can't Leaveはボーナストラックだが、出来はいい。

トータルとして、彼らのボーカリゼーションの独自性に安住した曲がチラホラあって、今後の心配ネタだが、サザンな曲の入口としていいアルバムだと。それまで一度も聴いた事の無い人も気に入ると思う。二作目を買って次ぎを悩む人は、1stよりも本作かな


  61 K-ci&JoJo "Emotional"
(2002年)
<A rank>
・I Don't Mind [S]
・Special [M]
・Down For Life [S]
・It's Me [U]
<B rank>
・This BEry Moment [S]
・I Don't Want [S]
・Ooh Yeah [MU]

<C rank>
[2003/03]

ジャケットと中身が正反対なアルバム。もっと明るいジャケットだったら、もっと売れるんじゃないかな。4:It's Meや5:I Don't Wantを聴くと、彼らの変化が一目瞭然だと思う。子供に薦めるアーティストになったのは間違い無いw Jodeciはもちろん、今までのK-ci&JoJoの作品の中でも一番明るいと思う。

ただ、そこまで個々の曲に惹かれている訳じゃない。メリハリが乏しい気がして、アルバム通して聴くとだらけるなぁ。一番イイのはI Don't Mindだがメロディーはうーーん。


ということで、かなり低い点になってしまいましたが、暫定的ということで。本アルバムのように俺っちがもっと丸くなったら、点が上がるかもしれないですが、、、


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