Joe

  82 Joe "All That I Am"
(1997年)
<A rank>
・Good Girl [S]
・All the things [S]
・Love Don't no sence [S]
・The Love Scene [S]
・How Soon [S]
・All that I Am [S]
・No One Else come Close[S]

<B rank>
・Don't Wanna be a Player[S]
<C rank>
・Come Around[S]
[2002/01]

高校時代からの音楽友達でもあるナッツが本気で勧めるから買いました。 本作が発売された頃はR&Bであっても世事に疎い生活をしてたもんで。。確かにいい曲揃ってます。アメリカの6月:June brideという雰囲気の綺麗な曲が多く、部屋で流す作品として、真っ先に来るお勧めアルバム。R&Bファンでなくても必須アイテムでしょう。

けど、2,3の友達は「声が合わない」と言ったんだよなぁ・・・高めに"猫なで感"があるからな?と思ったが。All that I amは「雨降る夜に彼女の働く店でいちゃつく二人」というビデオクリップだった。彼氏が扉の向うで怒ってるのが印象的な作品ですw

アルバムタイトルにAll That I Amを持ってきたのは、注目に値すると思う。All the thingsの方がよっぽど知名度があると思うのに、、、そこら辺で彼の込めた意味が見え隠れする気もする。All that I amは美メロというよりはアコースティックギターが中心とした淡々とした曲だから。こっち系が好きな人はたまらないだろう。

All thet I AmよりもGood Girlの方がいいと思うんだよなぁ、、ブリッジでのチェンジングもこっちの方がカッコ良いし、曲の出だしから好きなんだよね。途中でもバックで繰り返されてるから。
美メロというなら、真っ先に思い浮かべるアルバム


  75 Joe "My Name Is Joe"
(2000年)
<A rank>

・Treat her Like a Lady [S]
・5 6 3 (JOE) [M]
・I Wanna Know [S]
・So Beautiful [S]

<B rank>
・Somebady Gotta be,,, [M]
・Sutter [M]
・One Life Stand [M]
・Get Grunk Tonight[M]
・Table for two [M]

<C rank>
[2002/01]

このアルバムタイトルを見ると、彼には人が伺い知れない何かがあると思わせるが、結局はちょっとズレてるだけかもなぁ。そんな意味では、美メロ星の王子様の位置付けですw

実際は、「2nd:All That I AmのSlowでR&Bに入って、この作品でMiddleに浸る」ってのはお勧めなR&Bの入口だと思いマス。それ位にこのアルバムはミドルの佳曲が多い。強力ではないけど、結構流せる。流す曲に悩んだら、かつミドルを聴きたい日はこのアルバムでイケルと思う。

上手い線なんだよね。傑作でもないし、駄作でもない。そこそこ売れて、次ぎの作品への連結も悪くない。売れすぎて次ぎにプレッシャーがくる訳でもなければ、売れなさ過ぎて次ぎが作れなくなる訳でもないから。この絶妙感をいつ掴まえたのだろう?と不謹慎にも思っちゃいます。

Treat her like a ladyがビデオクリップ的にも、いつものJoeじゃなかった。けど、そっち方面がこの曲だけってのがアルバムの聴き易さの原因だろう。安心して友達に貸せる。相手も「そこそこいい」と言ってくれる。パンチ力としては2ndの方が上だけど、2ndを気に入った人は、本作も気に入ると思う。大したもんです、ホント。

実は本作のMiddleで1番好きなのは5 6 3です。それにしてもこの(JOE)の意味は???知ってる方がいたら教えてください。上手くいえないけど、ちょっと他のミドルとは手触りが違う気がするなぁ。

それにしてもNo One Else Come Closeが前作に引き続き収録されるとはね。そんなに思い入れが強いとは。確かにイイ曲だし、本作の中で1番気持ちがこもっている気も。そんな意味では前作よりは劣る本作かな。
ファンじゃなくても中古屋でみつけたらお勧め。際立つ瞬間も無いが、失望される事もない。
[2006/08]
Joeの3作目は殆ど聴き直さない(普段聴くのは大ヒットした2ndと、Better Daysのみ)のだけど、新作なし&目ぼしい旧作を聴いた後なので、久々に聴いてみたら思った以上に当時を思い出した。あの当時はこれ位の完成度の作品もここまで聴きこんでいたんだなぁ、とちょっとびっくりしてしまった。今ならこれ以上に出来のいい作品であっても同じほど聴きこんでいないから。

あの当時はJoeの個人的な恋愛が伺えるTreat Her Like A Ladyを一番気に入って、後半部分はそんなに意識してなかった。けど、6年ぶり位に聴き直して5 6 3からの後半部分に彼の良さがある気もしてきた。Peep Showなんて何の変哲もない曲なのだけど、不思議と寛げる。二番煎じの I Wanna Knowは今になってもパスなんだけどね。One Life Standもそう。2ndは全曲気合が入ってるから、本作の方がイイ意味での脱力感がある。

こういう曲が似合うような恋愛をしなくちゃいけないんだよなぁ、と(生まれて初めて?)思った。R&Bの平均点。可もなく不可もない。けど、これ位の中庸が正しい気もしてくる。若い頃は恋愛に色々と求めてたから、あんだけ色々とあったんだよなぁ、と何か妙に痛感してしまった。

そういやこの作品は発売当初に県北の師範の家に行く時に車で流してたんだよね。そしたら後輩が気に入って、結局彼にはR&Bのアルバム100枚以上をあれから2年に渡って貸したなぁ。そういう意味では、R&Bに1人連れてきた実績がある作品なんだよな。12曲目はやっぱり今になってもパス (笑 けど、13:So Beautifulは昔よりも凄く気に入ってる。普通の曲なのにね。発売当初から6年経ってる時の長さかな


  80 Joe "better days"
(2001年)
<A rank>

・Alone [S]
・I Uderstand [S]
・Better Days [S]
・What if A Woman[S]
・Isn't This the World [S]
・Lover's Player [S]
・Let's stay home tonight [S]
・Changed Man[S]

<B rank>

<C rank>
[2002/11]

このアルバムはトータルイメージが主であって、個々の曲はそこまで特徴的じゃない。トータルイメージとしては上のリンクを辿って下さい。

トータルイメージは悪くないよ。皆に支持させる絶妙のラインだと思う。全曲を安心して聴ける安心感だもんなぁ。


  60 Joe "and then..."
(2003年)
<A rank>

・It Ain't Like That [S]
・You Dropped Your Dime [S]
・Jeep [S]

・Make You My Baby
・and then...[SM]
・Testify [S]


<B rank>


<C rank>
[2004/09][2009/07]

この作品はがつんとくる売れ線の曲が少ないと思う。それは前作:better daysでも感じていたが。All That I Amの頃のギラギラ感が無くなって、HITから遠ざかった気がする。友達に勧めるのはやっぱりAll That I Amになるなぁ。本作は、ファンにはたまらない作品というレベルもない。だから、本作を一番好きという人は皆無じゃないかな。

けど、アルバムの後半になるにしたがって、この作品の独自性が見えてくる。誰からも興味を持ってもらえない気もするけど、10:It Ain't Like Thatは熱さが心地よくて、たまらない。あと10年経ったら、It Ain't Like Thatは緑色にする気もしてくるよ。

7:You Dropped Your Dimeと8:Make You My Babyも結構好き。なんでJoeはこんなに切なく歌うのだろうね。若い頃のような激しさが無い分だけ、大人の男を感じる。本作じゃないと味わえない手触りがあって、30歳過ぎてアルバム全体の良さが分かるようになってきたと思う。

1最後のTestifyはいつものJoeらしくなく、なんか激素直。この曲をHITさせれれば、dontchangeをHITさせたMusiqレベルになれるのだが、それは難しいだろうなぁ。今年発売の新作をあれだけHITさせているUsherが凄いというべきか。

低い点だからファンの方に怒られる気もするけど、個人的にはJoeが次回作を作れるのか微妙な気がしてしまった。


[Home]