[2001/08] 彼に対して思うことは多い。それはBobby Brownと同じ位置付けだからだと思う。Bobbyがやんちゃ側の(自分にとって初の)退場者で、Johnny Gillが激ウマ側の退場者だから。そして両者の最後のアルバムをかなり気に入ってるのも共通点です。売れ無い事を分っていながら勝負してるから。自身の歌手人生かけて。だから、どうしても揺さぶられる。R&Bを聴き始めの聴いた頃は両者とも絶頂期だったのも関係ある。 みな[Johnny Gill]は誉める。My My Myは名曲だって。けど個人的に[Let's get the mood right]の方が好き。彼の意気込みと、ちょうどその頃入院してた自分の気持ちが、どうしようもなく合わさった気もする。今聴いても、あの事ばっかり思いだす。 それにしても、松尾潔氏があんだけJohhy Gillに入れこんでるとは、番組をみて始めて知った。普段はいい意味でおちゃらけなトークをするけど、あの時だけは本気マジだったから。高校時代?に音楽に入れこんでいたけどJohnny Gillの歌のウマさに衝撃を受けて、だから歌手の道を諦めたとか、、そんな話しだった。松尾潔氏がこっちの方を取り上げていたのは、結構嬉しかったです。 確かにLSGで全員脚光を浴びたけど、直ぐにアルバムを出せるLとSと違い、Johnny GillはマジモンSingerだから、結局ベストだった。まあKeithはあの作品で退場決定したから、未だに勝負をかけているのかハッキリしないGLevertが1番、違和感あったりもします。 --------------------- [2017/01] 上記を書いて16年。まさかここまで状況が変わるとはね。Johnny Gillは見事復活し、Gerald Levertは傑作を残して逝った。Keith Sweatも最近は独自の道を切り開いているね。 |
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Johnny Gill "Johnny Gill" | |
(1990年) <A rank> ・My My My [S] ・Lady Dujour [SS] ・Just Another Lonely Night[S] ・Giveing My all to you[S] ・Feel so much Better[SM <B rank> ・Let's Spend the Night [S] ・Fairweather Friend [M] ・ Rub You the Right Way [MU] <C rank> |
90年作品、LaFaceの通りLAリードのUPが印象的。けど、今聴くと合わないなぁ。1番合わないのは裏ジャケの髪型なんだよなぁ、昔の流行にケチつけるのは嫌いだけど、これは嫌いだぞw 松尾氏が衝撃を受けたのは確かこれかな?確かに、Feel
so much Betterの曲の入り方は非凡だと思わせる。LaFace的展開をするのは意外性が低いが、彼の歌い方でカバーしてる気もする。まあ当時は時代の気分に合っていたのだとは思うが。My
My MyはLaFace的名曲。なんか、昔どっかで聴いた気がするんだよなぁこのサビ。誰かカバーしてたか?名曲だからラジオで流れたのかな。LaFaceとJam&Lewisが揃ってるのも凄い。 1番難しいのがLady Dujourだと思いマス。これ、カラオケで歌える人がいるなら、本気会ってみたいくらい。日本人じゃ無理だと思ってしまう。まったくJam&Lewisは難しい曲つくるんだから。 |
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[2011.10] こちら |
Johnny Gill "Provocative" 1993年のProvocativeは1曲目のアルバムタイトル曲をどれだけ気に入るかで評価が変わると思う。 Johnny Gillらしさよりも音のカッコよさが目立つけど、この音をカッコよい受け取るかどうかは育った年代で変わるかもね。02:The Floorは苦手なタイプなので。03:Where No Man Has Gone Beforeは緑にしたい。今からでも聴く価値があると個人的に思う。リズムは効いている上に、ちょっと抑えたボーカルが載る。音もボーカルもガンガンくるタイトル曲よりもこちらの方が好き。 04:I Got YouはJohnny Gillのすべての曲の中で一番熱いボーカルだと思う。ファンならば一度は聴く価値がある。05:A Cute、Sweet, Love Addictionは明るい。個人的にはうーん。06:Long Way From Homeは一番オーソドックス。07:Tell Me How U Want Itは個人的にオススメ。結局、僕はこういう手触りが好きなんだろうね。08:Mastersuiteはうーん。09:Quiet Time To Playもなぁ。10:I Know Where I Standもあまり曲世界に入れない。全体的に本作のSlowは合わないかな。 |
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Johnny Gill "let's Get the Mood Light" | |
(1996年) <A rank> ・Let's get the mood Light[SS] ・Love U Right [S] ・Take Me [S] ・Mabe [S] ・Simply Say I love You [S] ・It's Your Body [SM] ・Havin Illusions [S] ・All he's supposed [S] <B rank> ・Bring it on [S] ・Touch [S] ・Someone to Love [S] ・Love in an Elevetor[S] <C rank> |
ジャケットのレベルからして違う。この中ジャケは、中ジャケコーナーを作れたら、絶対に載せるぞ。開きの赤文字と車がかなりシック。シックなジャケットNo1かな?これにタメはれるのはマクナイトの3作目だけだと思う。 実際のアルバムの方はメリハリが少なくて、曲の違いが分らないという感想もあるだろうなぁ、とは思う。自分も聴き始めは全部一緒に聞こえたもんだから。けど、落ち着く以上のゆったりさがあるよ。BabyfaceにJam&Lewis、R Kellyと豪華メンバーがプロデュースしているのに、アルバム全体の手触りは全く違う。こっちの方が物悲しい。何よりも売れ線の曲が無い。どの曲も押しが弱くて、これじゃあチャートアクション無残だろうと思う。それだけ歌手の能力が高いからだろう。 Take Meとか聴くと、確かにJam&Lewisは才能あると思う。Love in an ElevatorとLove U Rightはかなり個人的に好き。本人が書いたIt's your BodyがLSGに1番似てる。ってこっちが先だけど。なにより必聴盤だね。最初は似てると思うだろうけど、そこから頑張って下さい。音さ加減に慣れすぎた耳を鍛えるにはいいと思うよ。 昔は全曲セルフプロデュースだと思ってた。それ位に統一感があるアルバム。プロデューサも、このレベルのアーティストでは、誰が最高の曲を提供するかの勝負になるから、かなりマジなんだよね。「ここら辺でいいでしょ」って渡された曲が無いのが凄い。それにしても、ホントに有名所を集めてるよなぁ、、それでこのテイストという所がもっと凄い。 まとまり過ぎて面白みにかけるとは思うが、全てのアルバムに面白みを求める訳でもないから。そこら辺は全然気にしてません。 最近聞き直して、やっとアルバム内の色が見えてきた。聴き込んで行くとモノトーンじゃないね。Bring it onとかさ。Elevetorとかね。アルバムを逆順に聴いた方がとっつき易いと思ったり。けど、13曲目と14曲目はパスなんですが、、、 |
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もうちょっとイメージが浮かんだのでこちら |