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Carl Thomas "Emotional" | |
(2001年) <A rank> ・Giving You All My Lady [S] ・Lady Lay Your Body [S] ・Special Lady [S] ・Emotional [S] ・I whish [S] ・Intoro & Anything [S] ・Supastar [S] <B rank> ・My Valentine [S] ・Come To Me [S] ・Cold, Cold World [S] ・Hey Now[S] ・You Ain't Right [MS] ・Summer Rain [S] <C rank> |
[2001/12] 二十歳以下は馴染まないアルバムだと思います。逆に25歳以降なら絶対買うことをお勧めできます。実際、112の1st以外のBad Boyレーベルは気に入らなかったんで、びっくりしました。色物レーベルじゃなったんだw レーベル総力を挙げてサポートだから、ホントいい曲揃ってる。けど、I Wishのビデオクリップにキスシーンがあった。それは無しでしょう。そこら辺のライン=「ネーちゃん出してもキスはするなよ」に拘って、(マクナイトはそんな事しないぞ) イマイチ手が伸びなかったけど、聴いてみればもっといい曲が沢山ありました。 ビデオクリップもコートだったし、秋冬の方がぴったしくると思います。いいアルバムはInterludeがいいもんだけど、このアルバムもいいです。まとめて一曲扱いにしておきます。見ての通り全編Slowなので、そこら辺に親和性がないと飽きるかも。貸した感想から言うと、気に入る人は多いです。なんといっても、Giving You All My Ladyです。鈍くなった痛さと、つのる寂寥感を感じさせる。 最近は知らず知らずの内に口ずさんでいて、気づいたらLady Lay Your Bodyって事があるなぁ。特に最初のバックコーラスが。ソロ作品だけど、コーラスアレンジメントは上手いと思いマス。Supastarは個人的に好き。以外と ここら辺が彼自身への攻め所の気がしてます。(っていってる自分は男だが) とにもかくにも、25以上独身男性、30以上なら今すぐにでもCD屋さんに行って欲しいアルバム。 |
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Carl Thomas "Let's Talk About It" | |
初恋前の心の震え | ||
(2004年) <A rank> ・Rebound [S] ・That's What Yes Any [S] ・Make It Alright [US] ・Ket Me Know [S] ・Dreamin [MU] ・My First Love [MS] ・The Body Maken [MS] ・She As [M] ・anything [MS] ・All You've Miven [S] <B rank> ・A Promise [M] ・But Me [S] <C rank> |
[2005/02] 1,2作目を平均した完成度の高さでは、かなり上の位置にくるんじゃないかな。それ位に傑作なのがこの二作目です。新しい魅力を打ち出しつつも、己の世界を深化させた。それが両方とも非常に高いレベルになってる。 イントロから続く2:anythingからレベルが高い。リズム感のあるバックもThomas自身を引き立たせている。いい仕事してます。イイ曲が多かった1stだけど、個々の曲の完成度の高さでは2作目の方が上だと思う。3:My First Loveを聴くと、覚えている事の素晴らしさが分る。普通はそれ自体がネガティブに受け取られる事が多い。「2作目を傑作にするにはMy First Loveと歌えるだけのKeep力が必要」なのは、このアルバムでR&Bの常識となったかも。 どんなに大人のアルバムでもメジャーで発売するにはラッパーの客演は絶対なのだろう。本作では4:She AsでLL Cool Jを呼んでるけど、この曲の出来もイイ。きっとLLの方も大人なんだろうね。5:Knew It's Alrightを聴いても思うのだが、非常に効果的なinterludeが多い。 |
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7:the Body Makenで歌詞のフェーズを変えながらもアルバム全体のバランスは保ってる。この[Ohhh]という絶妙な声の表情が一番大事です。この部分だけを取り出しても輝かないが、この曲の骨組みはこの声が担っていると思う。こんな面に妙にCarl Thomasらしさを感じるなぁ。 派手さや押し気の無い明るさとして、8:Make It Alrightはナイス。。なぜか[US]をつけたくなるほどの絶妙さがある。この歳でこの曲を歌える男には本気で憧れるぞ。それ位に凄い。LSG2の明るさも嫌いじゃないが、こちらの方が難しいと思う。去年のLatelyでは8:DreaimをUPの最高としたが、改めて聴きこんでMake It Alrightの方が上だと思った。踊りたくなるようなリズム感はDreaminの方が上だが。 11:All You've Mivenは一番処女作に近い曲だと思う。13:Let Me Knowはホントに凄い。処女作の時点で寂寥感TOPだったのに、そこからもう1歩踏み込めるとは思わなかった。聴き込むほどにMy First Loveとも言えない恋の芽生えを感じて、その時点の感情から覚えているのか、、、って聴いてるこちらが愕然とする。My First Loveの時点で初恋時の心の震えのKeep力を示しているが、この曲の時点で、その前の感情から彼の奥底で息づいている気がする。だから、アルバムコーナーだけど、一言欄の追加です。それだけのレベルだと思う。 一番深いのは間違いなく14:Reboundです。本作を聴きこんで見えてくるのは、ちゃんと初恋と言えない自身の不甲斐なさ。きっと上手く行かなかったんだろうね。幼い頃の恋愛って、先に「あの娘の事が好きなんだ」って言えた子の方が強い。その時に「俺も好きなんだ」って彼は言えなかったのだろう。けど、その後、二人が付き合い始めたのを見て、心がRebound そんな想いに満ち溢れている曲。もちろん初恋の時じゃなくて、もっと後かもしれないけど、なんかMy First Loveと繋がってる気がする。 Interludeといいつつも2:19の長さがある15:That's What You Any。 どうしてもLatelyに書いたように、Rboundに続く何かがあると感じる。その何かが、一年前よりも見えているけど、まだ言葉にできない。Work It Outを聴くと、彼が見続けてた恋愛が終わった後の情景が見える。歌詞は載ってないしネットでも探してないけど、心が感じない時だけ歌詞を見ればいいと思ってるから、歌詞を見たいとは思ってない。あまりに歌詞をみると、言葉に出来ない想いが伝わってこない気がする。16曲目で訴えかけたい感情は分るのだけど、15曲目はそんな彼女の心情・自身の心情を等価に見つめている視点が浮かんできて、、、そのレベルが凄く怖い。 だから、途中だけど来週に延期で。 って、下手なテレビ番組みたいだが(爆 |
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来週書くといってたCarl Thomasの続きですが、聴いて分った。あの続きは当分書けません。一週間ぐらいでどうにかなる世界じゃなかったです。もう1歩なのになぁ。ちょっとショック。来年に再アタックで。 |