Brownstone

  95 BrwonStone "Still Climbing"
(1997年)
<A rank>
・Kiss And Tell [MS]
・Baby Love [MS]
・Around You [S]
・In the Game of Love [S]
・Foolish Pride [S]
・You Give Good Love [S]

<B rank>
・5 Miles to Empty [S]
・If You Play Your,,[S]
・Love me like you,,[S]
・Let's Get it,,,[S]
・All I do [S]
[2001/12]

やっぱり"Still"がつくタイトルは好きなんだよね。Keithのタイトルも、こっちのタイトルも。崖が見えているというのはいい立ち振る舞いだと思いマス。やっぱりこのバックコーラスの厚さかな、Pushする点は。曲のタイトルもいいし、これだけ歌えるしね。特別男女どっちの側についている訳じゃないからこそ、男の自分も気に入るのだと思う。素直に立ってこの場所ってのは素晴らしい。

曲的に1番来るのはもちろん、Kiss And Tellでしょう。Baby Loveも。これが女性のコーラスワークなんて信じれない。Around Youとかの寛ぎ具合は凄いと思う。このレベルはそうざらに出せない。Slowは多いけど、飽きは来ない。それは保証出来ます。中古はかなり無いと思うけど、見つけたら買う事を薦めます。

特にレーベル強力プッシュの売れ線過ぎるアルバムを信じれなくなって来た人にはお勧め。そんなんでR&B自体との縁が無くなるのは、ものすごく寂しいと思うから。ドライブにも合うと思いマス。日頃の鬱憤も吹っ飛んでくんじゃないかなw

独身女性には必須のアルバムだと思いマス。蹴飛ばす姿に色気が出たら、もう大丈夫w


   81 Brownstone "From the Bottom UP"
(1994年)
<A rank>

・I Can't Tell You Why [S]
・Deeper Feelings [SM]
・If You Love Me [SM]
・Half Of You [S]
・Party Wit Me [MU]
・Grapevyne [MU]

<B rank>
・Don't Cry For Me [S]
・Sometimes Dancin' [M]
・Pass the Lovin' [S]

<C rank>
[2002/12]

1曲目のParty Wit Meから力強いコーラスワークを聴かせてくれる。EnVogueの処女作は「地響きのようなコーラスワーク」と形容されていたが、それはこのBrownstoneが継いだ。間違い無く、女性パワーボーカルグループの正当な後継者。デスチャのビヨンセに彼女らのコーラスアレンジメントを任せたら、20年以上語り継がれる傑作が出来る気がする。彼女達をデビューさせたMJJレーベルは見る目がある。どれだけデビューにマイケル自身が関与していたのか謎だけど、R&Bに対する愛を感じる。

続くGrapevyneも文句無し。こっちのコーラスワークの方がガンガン重ねてくるしネ。続くIf You Love Meから穏やかな感覚だけど、後ろを支えるコーラスが厚くて、声は大人びててお薦め。ホントに伸びる声してるなぁ。 5:I can't tell you whyはホント名曲。過去のカバー曲らしいけど、イントロでこれだけ語られると、きっと元歌を聴いた後でも本曲の方が好きなままなんだと思う。この深さと自問の度合いはMaryJ.の《MyLife》に重なるモノがある。あちら程どん底じゃないけど、切なさ度数は高い。アホな男は絶対この時期に気づけないもんだけど、この後に及んでも彼に期待している女性の姿がいじらしい。そんな意味では男性陣に聴いて欲しかったりもする。

続くDon't Cry For Meもテンションが維持されてるね。Deeper Feelingsもかなりイイと思う。歌い上げてる姿が目に浮かぶ。最後のHalf of Youも、彼女らの歌の上手さが堪能できる作品。ピアノ一本でシンプルに作られてる分だけ、最後を締めるに相応しい。

冷静にみれば、曲として名曲なのは5のカバーだけかもしれない。けど、このコーラスワークの凄さだけで買う価値がある。微塵にも男に媚を売っていない態度が、何よりも素晴らしい。恋愛を横において、スキルと専門性を高めたい二十歳前後の女性に一番お薦めです。

[Home]