BoyzIIMen


   62 BoyzIIMen "Cooleyhighharmony"
(1992年)
<A rank>
・End of the Road [S]
・This is my heart [S]
・It's so hard to say,,[SS]

<B rank>
・Please Don't Go [S]
・Uhh Ahh [SS]
・Sympin [M]
<C rank>
[2001/10]

言わずとしれたB2Mのデビューアルバム。どんどん膨れ上がった事でも有名かも。私が持ってるのは+5なんで、一曲コメントできないんですが、あの曲もかなりいいです。だから+6スゲー悔しかった記憶が。

この頃のビデオクリップをたまたま見つけたら、あまりにアホなダンスをウンヤがやっていて、少し愛らしかったです。UhhAhhではネーちゃんとプールサイドだし、1stなりのノリに溢れているんで、彼らの良い子ちゃんじゃない面が見れるかも?このアルバムを気に入ると、R&Bに入っていくと断言できますね。2ndと違って。

あの頃、It's so hard to say goodbye to yesterdayを聴いてたら親父に「なんだその葬式音楽」と言われちまったんで、分らない人には分らないのかなぁ。名曲なんだけどね。それにしても、マイケルの低い声はいいなー。個人的にはThis is my heartが好きです。"Tight"ってこんな風に使うんだーと思った中学生だったぁ。


クリスマス作品を持ち上げた分だけ本作の点数は抑え気味ですが、90年代のボーカルグループを追っかける限り避けては通れません。中古屋で見つけたらお勧めです。


   80 BoyzIIMen "Christmas Interpretations"
(1993年)
<A rank>

・Why Christmas [S]
・You're not Alone [S]
・A Joyous Song [S]
・Do They know [S]
・Who wold have,,,[S]
・Let it Snow [S]
・Share Love [S]
・Cold December Night [S]

<B rank>

<C rank>
[2001/10]

このアルバムが1番彼らを身近に感じられる。メンバーの自作曲も多いしね。クリスマスアルバムながら、秋になったら聴き始めるアルバムです。中古で見つけたら、速攻で買うことをお勧め。彼らはいつも冬頃にコンサートに来るのに、1度も歌ってくれないんだよなぁ。一回くらい収録曲を歌って欲しいとは思う。発売時期的にも、2ndの1年前で、グループとしても、頂上に登る直前だから。彼ら自身のスタンスがクリスマスに合っているとは思う。

それでいても、Why Christmasなんだけどね。やっぱり。皆が幸せという事は、それ自体が一つの差別を生む。誕生日は個人の我慢で済むけれど、Christmasは皆が幸福という時点で、どうしようもなく比べられるから。色々切ないな。。。

「どうしたんだよ、浮かない顔して」と入るマイケルの声も好き。抑え抑え歌うウンヤだけれども、その淡々とした姿が訴えかけてる。どうしても彼の表情が目の前に浮かび上がってくるから。

自身を優先しないBoyzIIMenにしては、良くこんなDeepな曲を収録したなぁ、、と思う位にぶっとんでる曲です。この曲が必要な人は日本に1%もいないかもしれないけど、それ位にぶっとんでる家庭はあると思う。そんなんなで、こ曲のに注目しないBoyzIIMenファンはかなり認めれないと思っちゃう。

クリスマスアルバムだから収録数が少ないので点数は低いですが、絶対に買って損はしません。


10月位から聴き始めるアルバムです


  71 BoyzIIMen "II"
(1994年)
<A rank>
・On Bended Knee [S]
・Water runs dry [S]
・I'll Make love to you [S]
・Yesterday [S]
・50 Candles [S]

<B rank>
・U Know [MS]
・Trying time [S]
・Fallin' [S]
<C rank>
[2001/10]

なんやかんやで、モンスターアルバム。Bestを除けば、他のアーティストと比べても、これだけHit曲が揃っているのは珍しいと思う。いい曲だけど、本当に長い間No1だったよなー、あれは。CMに使われたりと、ホントすごかった。マイケルジャクソンのデンジャラス・レベルかな。あれも凄かったけど。買って初めて聴いた時に、「あー思った通りの音だぁ」って結構嬉しかった。

Water runs,,のビデオクリップは真っ白な砂漠だった。あれ、どこにあるんだろう??1度でいいから行ってみたいと思う。Babyfaceファンが誉める曲だと思いマス。このYesterdayは結構好きです。まあ元曲が好きなファンからは異論はあると思うけど、いい解釈の仕方だと思う。マイケルの低音ボイスとショーンの高音のコントラストが哀愁感を高めている。このアカペラを聴いてると、やっぱりそれだけのグループだったんだと思う。Fallin'はマクナイト作にしては明るいね。


Hit曲は多い。あの頃、ガンガンに流れて、時代を象徴する曲が多いのだが、個人的想いを載せるには、イマイチ、マス・ターゲット過ぎると思ったりもする。だから点数は低めです。


  51 BoyzIIMen "Evolution"
(1997年)
<A rank>
・HumanU
・Doin' Just Fine [S]
・Can you stand the rain [S]

<B rank>
・4 Seasons of lonelyness [S]
・A Song For Mama [S]
・To the limit [S]
<C rank>
[2001/10]

このアルバムをもってMotownを去った訳だけど、前作の反動の方が大きかったとは思う。本人達も苦労したらしいし、レーベル自体のゴタゴタもあったみたいだしね。個人的には結構いい曲がそろっているとは思う。買って損したとは、思わなかった。路線が変わらない事に飽きられた面の方が大きかったのかな。本アルバムの曲が2ndに入っていたら、そこまでケチョンケチョンにいわれる事も無かったと思う。

ただ中盤のミドル系の曲は曲感と声が合ってるとはいい難いからなぁ。路線を変えようとして、失敗したというのがコンセンサスになってる。

HumanUは隠れ名曲だと思いマス。じっさい彼らのベストにも入っているから。"Just Hold on"はベタベタBabyface調だねー、モロに。"I Can love you"も悪くは無いんだが・・・。

Doin' Just Fineは純粋にウンヤと個人的。クリスマスアルバムを除くと、一番、彼らが個人的な想いで歌っているから。それが、あの頃の気分にピッタリだったから。この曲を聴きながら、Doin' Just Fineに一生懸命だった。そんな意味で、このアルバムを聴くと、あの頃の匂いが蘇って来る。そんなアルバムをどれだけ持ってるかが、R&B-Lifeだと思ったりする。

(ベスト盤はもってません)

  100 BoyzIIMen "Nathan Michael Shawn Wanya"
(2000年)
<A rank>
・Never Go Away [S]
・I Do [S]
・Dreams [S]
・Lovely [S]
・Do you remember [S]
・I Miss You [S]

<B rank>
・Darlin' [S]
・I Finally Know [S]
・Pass You By [S]
・What the Deal [S]
・Know what you,,,[S]

<C rank>
Good Guy [M]
[2001/10]

彼らの最新作にして、レーベルを移動しての第一作目。BoyzIIMenがMotownから移動するというのは色々大きな意味があると思う。"I Do"はいいアカペラだと思いマス。昔から上手かったけど、色々渡ってきて、曲に込める想いが増えたと思う。声の表情にそう思う。"Never Go Away"かなー、i一番、肩の力が抜けてると感じるのは。イノセンスで通せる期間は永遠ではない。それは誰にとっても。例えBoyzIIMenが人より長くても

3作目は曲の良し悪しよりも、そっちの方で見つけれてなかったと思う。だから曲だけが目の前にある感覚で・・・。この曲は彼らの感情の方が前にある。包み込む様な手触りで。これを聴いて、「ああ、彼らは何かを掴んだんだ、、」と思った。これこそが彼らにしか歌えない感覚だと。

実際、彼らのアルバムの中では1番付き合いが長くなりそうだと、この先を思い浮かべても、そう思う。


  81 BoyzIIMen "Full Circle"
(2002年)
<A rank>
・Right On Time [SS]
・Oh Well [SS]
・The Color of Love [SS]
・That's Why I Love You [SS]
・I'll Show You [S]
・I'm OK, You're OK [S]
<B rank>
・Luv N U [S]
・On The Road Again [M]
・Relax You Mind [SM]
<C rank>
[2003/03]

どんどんと彼ららしさは増えていると思う。けどそれに比例するようにHIT性は無くなっている気がする。個人的にはBest盤、クリスマス盤、前作という順序がお勧めじゃないかな・・・とは思う。そこまで行った人には本作も確かにお勧め。Latelyコーナーでは文句つけているが、素直に聞けば2:the Color of Loveはイイ曲だと思う。何処からみてもBabyface調なのだが、それは特に文句をつける話でもないか・・・3作目のSong for Mamaとかよりはこの曲の方がいい。

Jam&Lewisが作った4:Oh Wellは名曲だと思う。今の彼らの心情がよく出てる。個人的にはSHAIが歌うようなスムース感だと思うから、色んな痛みで此処まで来たのかな・・・と感じるや。6:On The Road Againは哀愁感漂うミドルでナイス。きっと、BoyzIIMenという枠組みに求めら得る曲調の幅が狭かったんだろうね。JodeciのようにK-ci&JoJoとなってドンドン広がってたのとは正反対で・・・。BoyzIIMenということを横に置けばイイ曲が多いと思うから。それだけ大ヒットしたってことかな。もっとファンクに振れたRoll Wit Meはそこまでじゃないと思う。声感と合ってない気がするや。

8:Right On Timeは彼らの全曲の中でTOPをつけたい。それだけの曲だと思ってます。その歳で表現される狂おしさが最高。二十歳前の危険性がなくて、こちらはこちらで一つの確固たる形になってると思う。この曲を聴くと自分の色々積み重なった心が攪拌されてくる。それ位にUHHHという叫び声はナイス。相手への優しさを含んでる気がするからかな。それだけが歳をとった価値の気がしてたまらない。

Jam&Lewisが作ったもう1曲That's Why I Love Youもこれまでの彼の曲と同じ位にいいと思う。I'm OK You're OKも何気にナイスな曲。Luv N Uも何気にイイんだよなぁ。3作目の後半は端にも棒にもかからない曲だったけど、4作目・本作と、終わりの部分にずいぶんひっそりとしたイイ曲が納められていると思う。I'll Show Youとかイイ曲だよ、これは。前作の後半は素直で明るい佳曲が多かったが、本作の後半では痛みが入り始めてる。いい歩みなんじゃないかな。


日本で過剰宣伝してるアルバムを見ると、「だからホントのR&Bファンが増えないんだよ」とブルーな気持ちになるけれど、このアルバムは全体としてナイスなアルバムだと思う。もう2作位潜り抜けたら、次の大きな波に乗れるんじゃないかな。そこまでがんばって欲しいと思ってます。

処女作、4作目、本作から気に入った曲を抜き出して、クリスマス盤と並ぶ自分のフェイバリットを作ろうかな・・・と思ってます。それ位にイイ曲は増えてる。そしたら、かなり寛げるセレクト盤になる気がするから。3年以上のカップルに対する推薦盤になる気がする。

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