80点 | BoyzIIMen "Christmas Interpretations" | |
(1993年) <A rank> ・Why Christmas [S] ・You're not Alone [S] ・A Joyous Song [S] ・Do They know [S] ・Who wold have,,,[S] ・Let it Snow [S] ・Share Love [S] ・Cold December Night [S] <B rank> <C rank> |
[2001/10] このアルバムが1番彼らを身近に感じられる。メンバーの自作曲も多いしね。クリスマスアルバムながら、秋になったら聴き始めるアルバムです。中古で見つけたら、速攻で買うことをお勧め。彼らはいつも冬頃にコンサートに来るのに、1度も歌ってくれないんだよなぁ。一回くらい収録曲を歌って欲しいとは思う。発売時期的にも、2ndの1年前で、グループとしても、頂上に登る直前だから。彼ら自身のスタンスがクリスマスに合っているとは思う。 それでいても、Why Christmasなんだけどね。やっぱり。皆が幸せという事は、それ自体が一つの差別を生む。誕生日は個人の我慢で済むけれど、Christmasは皆が幸福という時点で、どうしようもなく比べられるから。色々切ないな。。。 「どうしたんだよ、浮かない顔して」と入るマイケルの声も好き。抑え抑え歌うウンヤだけれども、その淡々とした姿が訴えかけてる。どうしても彼の表情が目の前に浮かび上がってくるから。 自身を優先しないBoyzIIMenにしては、良くこんなDeepな曲を収録したなぁ、、と思う位にぶっとんでる曲です。この曲が必要な人は日本に1%もいないかもしれないけど、それ位にぶっとんでる家庭はあると思う。そんなんなで、こ曲のに注目しないBoyzIIMenファンはかなり認めれないと思っちゃう。 クリスマスアルバムだから収録数が少ないので点数は低いですが、絶対に買って損はしません。 10月位から聴き始めるアルバムです |
(ベスト盤はもってません)
81点 | BoyzIIMen "Full Circle" | |
(2002年) <A rank> ・Right On Time [SS] ・Oh Well [SS] ・The Color of Love [SS] ・That's Why I Love You [SS] ・I'll Show You [S] ・I'm OK, You're OK [S] <B rank> ・Luv N U [S] ・On The Road Again [M] ・Relax You Mind [SM] <C rank> |
[2003/03] どんどんと彼ららしさは増えていると思う。けどそれに比例するようにHIT性は無くなっている気がする。個人的にはBest盤、クリスマス盤、前作という順序がお勧めじゃないかな・・・とは思う。そこまで行った人には本作も確かにお勧め。Latelyコーナーでは文句つけているが、素直に聞けば2:the Color of Loveはイイ曲だと思う。何処からみてもBabyface調なのだが、それは特に文句をつける話でもないか・・・3作目のSong for Mamaとかよりはこの曲の方がいい。 Jam&Lewisが作った4:Oh Wellは名曲だと思う。今の彼らの心情がよく出てる。個人的にはSHAIが歌うようなスムース感だと思うから、色んな痛みで此処まで来たのかな・・・と感じるや。6:On The Road Againは哀愁感漂うミドルでナイス。きっと、BoyzIIMenという枠組みに求めら得る曲調の幅が狭かったんだろうね。JodeciのようにK-ci&JoJoとなってドンドン広がってたのとは正反対で・・・。BoyzIIMenということを横に置けばイイ曲が多いと思うから。それだけ大ヒットしたってことかな。もっとファンクに振れたRoll Wit Meはそこまでじゃないと思う。声感と合ってない気がするや。 8:Right On Timeは彼らの全曲の中でTOPをつけたい。それだけの曲だと思ってます。その歳で表現される狂おしさが最高。二十歳前の危険性がなくて、こちらはこちらで一つの確固たる形になってると思う。この曲を聴くと自分の色々積み重なった心が攪拌されてくる。それ位にUHHHという叫び声はナイス。相手への優しさを含んでる気がするからかな。それだけが歳をとった価値の気がしてたまらない。 Jam&Lewisが作ったもう1曲That's Why I Love Youもこれまでの彼の曲と同じ位にいいと思う。I'm OK You're OKも何気にナイスな曲。Luv N Uも何気にイイんだよなぁ。3作目の後半は端にも棒にもかからない曲だったけど、4作目・本作と、終わりの部分にずいぶんひっそりとしたイイ曲が納められていると思う。I'll Show Youとかイイ曲だよ、これは。前作の後半は素直で明るい佳曲が多かったが、本作の後半では痛みが入り始めてる。いい歩みなんじゃないかな。 日本で過剰宣伝してるアルバムを見ると、「だからホントのR&Bファンが増えないんだよ」とブルーな気持ちになるけれど、このアルバムは全体としてナイスなアルバムだと思う。もう2作位潜り抜けたら、次の大きな波に乗れるんじゃないかな。そこまでがんばって欲しいと思ってます。 処女作、4作目、本作から気に入った曲を抜き出して、クリスマス盤と並ぶ自分のフェイバリットを作ろうかな・・・と思ってます。それ位にイイ曲は増えてる。そしたら、かなり寛げるセレクト盤になる気がするから。3年以上のカップルに対する推薦盤になる気がする。 |