BeBe Winans

ゴスペル寄りR&B男性シンガーとしてはTOPだと思う。妹CeCeとのデュエットアルバムBebe&CeCeはベスト盤が発売されているので、BeBeを気に入った方にはゼヒゼヒお勧めです。


  91 BeBe "Love&Freedom"
(2000年)
<A rank>
・Love And Freedom [SM]
・How Do We [S]
・My Heart [M]
・I'm in love with you [S]
・Stand [S]
・Tongiht Tonght [S]
・For the Rest of My Life [S]
<B rank>
・Coming Back Home [S]
・Everything to me [M]
・Everyday [S]
<C rank>
[2001/10]

アルバム最初がタイトル曲のLove And Freedom。イキナリ全開モードで始まるのがナイス。バックの合唱団との兼ね合いも美しい。さすがゴスペル出身シンガーというもの。ラフな彼のボーカルもいい。
続くComing Back HomeはなんとJoeとマクナイトが参加していて豪華です。けどよくよく見ると「Brian Mcknight&Joe」の順で書いてある。なるほどKendor Massenbaurgはそんな位置付けで両者を見てるのかと密かに思ったりも。Hitラインを狙っているのが分るのはいい気持じゃないが、イイ曲です。一曲目との対比もいい。

4曲目のI'm in love with youも好き。BeBeのボーカルが堪能できる。声が優しい男性アーティストじゃ「包み込む感覚ならBeBe」と書いたけど決して間違ってません。全体として曲のレベルは前作より上だね。

落ちついたしっとり系が好きなP2S2H2としてはHow Do Weに赤色です。ピアノをバックに柔らかに穏やかに歌うBeBe、最高です。密かに部屋の雰囲気作りではこれをTOPにあげたい。この曲とウルウルで誠実な瞳があれば大丈夫w まあその瞳が難しいのだが、男は一途な努力です。バックの音がシンプルだからこそ映える声。これぞR&Bです。

一転Everything to meは明るくてナイス。My Heartはナイス・ミドルです。ダンディーかつCoolな珍しいミドル。イチオシですね。妹CeCeとのデュエットも悪くない。ちょっと新規性に乏しいがw、サビのTonightを繰り返す部分はナイス。

最後のStandもナイス。そんな点でかなり傑作。どんなフェーズの歌を歌ってもイヤらしくならなく、さまになる。さすがBeBe。男性も女性の必聴のアルバムです。裏ジャケのデザインもCoolだしね。ミドルの出来もいいんだよねぇ。そのうちR&Bの入口に追加しようかな、ホント。


  101 BeBe Winans "BeBe Winans"
(1997年)
<A rank>
・Seeing for the very first time [S]
・When you love Someone [S]

・Love is the Reason [U]
・In the midst of the rain [S]
・This Song [S]
・Did You Know [S]
・Sometimes [S]
・If You Say [SM]

<B rank>
・So in love [S]
・Stay [S]
・With All Of My Love [S]
<C rank>
[2002/10]

97年冬、タワレコにCDを買いに行った時に、このアルバムが流れてた。思わず店員に「この曲誰ですか?」って聴いちゃった。コメントカードには「K-ciも影響をうけた」って書いてあって、即買い決定。店に流れてる曲にあそこまで引っ張られたのは始めてだったなぁ。

BeBeの初ソロ作品だと思う。ソロ作としての良さが充分に詰まってる。次回作のLove&Freedomもいいけれど、聴きこむならこちらの作品の方が確実に上。このアルバムもBlackstreetの2ndと同じく、とられちゃったアルバム。それ位に気に入ってた。だからその場であげちゃった。あの時は、別れて買いなおす派目になるなんて思いもしなかったな。

Love is the Reasonは名曲。こんなUPが増えてくれれば世の中も良くなると思う。続く、When you love someoneも泣くように現実を受けいれる態度が一番好き。新しいセレクト集を作って納めなくちゃね。続く曲は、強がる姿が印象的なThank you。曲としてはセレクトしないけど、アルバムの中で流すのは悪くない。こんな風に気持ちはUP/Downするものだと思うから。そしてThis Songにつながるから。うーん、やっぱりLove&Freedomよりも傑作だなぁ。

If You Sayでやっと明るくなる。水面から顔がでた状態です。Sometimesも透明度あふれる曲。クレジットは93年。やっぱり初ソロ作品にはそれまでに書き溜めた曲が厳選されているネ。in the midst of the rainも傑作。落ち着いていながらもゴージャス感があるのは流石。楽器の使い方に抑制があるからかな。Seeing for the,,,も凄い。イイ曲が多くてホント悩むけど、これが最高の気がする。理由はちゃんと説明できないのだが・・・いつになってもそう思う。


素直に言うと、最近(2002/11)までこのアルバムはずっと聴きこんでなかった。余計に後悔したくなかったんだね・・・やっと聴きこんで、今更ながら、このアルバムの凄さに感銘受けてる。この作品を超す作品をBeBeは作れるのかな。そう思ってしまうレベル。何と言っても、救いに満ちてる。

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