91 Alicia Keys "Songs in a Minor"
(2001年)
<A rank>
・A Woman's Worth [S]
・ButterFlyz[S]
・Love You[S]
・The Life [S]
・Goodbye[S]
・Mr Man[S]
・Fallin' [S]

<B rank>
・Why do I feel so sad[S]
・How Come You Don't,,,[S]
・Jane Doe[S]

<C rank>
[2002/03]

一曲目のイントロからマイナー調。家にこもって音楽を聴いてピアノを弾きながら育ったのを伺わせる。GirlfriendはJDが作ったけど、一応チャッキー。How come,,,は過去の名曲のカバー(らしい)。彼女の歌いっぷりも頑張ってます。

Fallin'は全米No1になった曲で、構成が秀逸だと思う。少し投げやり感のあるボーカルを意識してるようで。自由に歌ってるのが1番印象的です。それにしても、良くこのタイプの曲でNo1になったもんだよね。続くTroublessもなかなかの曲。ここら辺でアルバムの完成度の高さが伺える。彼女自身のトーンに近い気がするしね。

A Woman's Worthの出来がイイのがヤリ手の証拠w これで女性陣の支持を得れるでしょう。声の表情も素直だしね。AALIYAH並にやるべき事を見据えてるなぁ。続くJane Doeは曲調を一転させる。この曲も聴き易くてイイ出来です。これでホッとつける表情を出せるなら、落とせない男は皆無になるのだが、未だにそこら辺は出来てないぞ。もうちょっと肩の力を抜いた感覚の曲が作れるようになれば、パーフェクトじゃないかな。

Goodbyeはマクナイトがプロデュースしただけあって綺麗な曲。ちゃんと階段を作ってます。The Lifeではファットなボーカルを披露しているしね。色んなボーカルを試してるけど、どれも強力ではないけれど、初々しさが詰まってる。

Mr Manもいいデュエットなんだよなぁ。アルバムの雰囲気を広げる役割があるしね。BtterFlyzは前のインタルードを受けた作りで、文句無いです。Lovin Uも締めとしてしっかりしてるしなぁ。

うおーー高い点がついた。けどなぁ、、、入口も奥もしっかりしてるし、聴ける曲が多いからお買い得感もあるし、曲調の幅もあるしね。

P2S2H2としては近年稀に見る内気な男の子がイチコロのアルバム。「ブリトニーなんて」という少年も、1回捻られるともう駄目だね。自分が中坊だったら、かなりファンになっていると思うなァ、、なんか無償に悔しいぞ。

まあ、今の歳でこの声を聴けば、「男に本気で惚れた事ないでしょ」とは思う。そのまま頭ばっかり回る女性にならないでね。

この時点で3作は約束されたね。大したもんです、ハイ。
[2019/10]

2001の作品だけど、個人的には2002の記憶が強い。2001は学生時代最後の年で、AngieとかSOLOとかInner Visionsとかの記憶が強い。傑作だけど、とことん同性向けの作品だから、ずっと聴きなおす機会もなくて、、やっとこの前聴きなおしました。

あらためてこのレビューを見てみてみると、「いきがってる男の子」としか思えない。クラスのカワイイ女の子を褒めて、同級生からあれこれ言われるのがイヤでワザとネガティブに言う態度みたい。唯一の救いは曲の評価順。1位と2位は今でもそう思う。A Woman's Worthにどれだけ彼女の母系を感じれるか。その判定としてはピカ1。男性歌手がMamaと歌う曲はゴマンとあっても、女性歌手がこれだけ母親や祖母に向かって歌った曲は他にない。この曲だけで歴史に残ったと、いまなら言える。

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日本のwikiをみた。
14歳の時、デビューアルバムにも収録されている楽曲「バタフライズ(Butterlyz)」を作曲
だからNever Felt This Wayの次に収録してるんだね。これが14歳か。感動する音楽を聴いて、それを咀嚼して自らの音楽を作り出せること。素晴らしい。

同じ作品に感動したことが、上記の反発の根っこにあるね。あの作品を中学生時代に聴いて本気で気に入る人なんて自分だけだと思っていたし、同じ人がいるのは嬉しいハズなのにネガティブに反転したこと。よっぽど当時、美人がトラウマになってたのかもね。あの人たちって、クリスマスと誕生日は彼氏がいて当然みたいなプライドあるからなぁ。。


2作目


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