III from the Soul - What Cha Missin'



 58 III from the Soul  "III from the Soul"
(1999年)
<A rank>
・Diamond in the sky [S]

<B rank>
・Damm [S]
・Treat You Right [S]
・Take it Slow [SS]
・That ain't no way,,,,[s]
<C rank>
・You played me [SS]
・My Body [MS]
・Denying my love [Ss]
・Break me off a.. [Ss]
[2001/10]

インディーで発売された1stはプレミアムまでになったらしい。その噂を聞いて探したけど、見つからなかった。(注:今は聴いてます) この2作目は本国でお蔵入りとなったらしい。確かにチャートを駆け上がれるような曲は少ないかも。CDのコメント通りリードはGerald Levertと声質も似てる。だけど、Geraldがプロデュースした曲はあんまり良くないかな。

中盤の無名の人が手掛けた曲の方が良い味だしてると思いマス。アルバム自体の性格もこの辺りが決めてる。だから売れないんだろうけど・・・。有名プロデューサーの仕事がイマイチって所が問題かな。これなら無名プロデューサの曲で通した方が、いいラインになると思う。もう1段階の深みが出たと思うから。

こおいう作品はMy Fitする時としない時の差が大きいと思う。確固たる世界は作っているけど、それがハマるかどうかは人それぞれだから。Gerald系が好きで、そろそろマイナー所にも目が向いてきた方なら、かなりお勧めです。個人的には、フォーマットを作りながらも、それを超えようとする衝動が欲しいと思う。その点でちょっとステレオタイプだと感じる。

この盤も語り継がれるようになるにはちょっと力が弱い気がするが、店系で流すにはイケテルと思います。個人的にはDiamond in the skyとかのコテコテ曲が好きなんだよね。ホテルの夜景っていう雰囲気だから。やっぱ良い声してるなーー。けど、そこで止まっている面もある気がしちゃう。皆でそこに寄りかかりすぎかもね。

重心が不明確な作品は、そんな時に弱いと思う。ひとつがつんと、重い曲があって、それに対する階段を作れば、いつになっても引っ張り出したくなるCDになるんだが・・・

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