| なぜか会話のうまい人たち 荒木創造 | ||||||
| [2006/06] この前、教えてた新人の飲み会に参加しました。大体、そういう飲み会ではタイプごとに分れて固まることが多い。そんな場面では、大学時代に女の子と縁の無かったグループか、女の子と楽しくやってたグループか、そのどちらかに「若井さん、こっちこっち」って言われることが多く、あんまり普通のグループからは呼ばれないんだけど。。 その飲み会で呼ばれたのが遊んでるグループだった。そこら辺は飲んで話す前に髪型やファッションや口調で分るもんだと思う。彼らとは「じゃあ女の子たちは先生の周り囲んで」「おいおい、そんな気使わなくていいから。女の子は少ないから、皆なるべくばらけて」ってな会話から始まった。やっぱりなぁって思った。 別に縁の無かったグループと一緒にいるのも苦じゃないけど、楽しくやってた奴らの方が会話は楽しい。こちらから話題を提供しなくても自然と会話が進んで行く。チャーリーの所でナンパについて書いたけど、ナンパした事ない男ほど、「顔で決まる」と思ってる。けど、それは違うよ。真近で見てきたから良く知ってる。顔が全く関係ないとまでは言わないけど、やっぱり一緒にいて楽しいか?or 心地よいかどうか?であって、それには会話力:コミュニケーションスキルが一番大切です。 「そういえば先生。この前講座に来てた、営業のあいつ、百人切りって噂があるんですけど」「おまえなぁ、ホントに百人切りにあったことあるのか?言っとくけど、3桁行こうと思ったら根本的に違うんだぞ」って。このHPのことは話さないから、Soulコンプレックスの事は言わなかった。けど俺がSoulコンプレックスを感じる位に過去の名曲を気に入る。そんな同性も納得してしまう人間的魅力を持ってるのが百人切り。「君をさ、みると、うーん、努力してきたのはすげーーわかる。けど、そこまで成果でなかったでしょ (笑」「えーやっぱり分ります??」という風に口調は柔らかくなったが、相変わらずズケズケ言うのは変わってない。 「あのな、百人切りぐらいできるやつってのは、自分から話題を提供しない。相手の話題を膨らましていける。そこが一番凄い」「うーん、僕は高校時代から話題づくりのためにドラマとか見てたけど、それは違ってたですねぇ」 「飲み会で新人と一体何を話してるんだっ」とツッコミ入りそうですが、こっち系の人たちとはこんな感じかな。で、数日後にちょっとそういう本でも読んでみようかなぁと思ったんだよね。個人的に言うと、会話は下手じゃない。趣味が偏りすぎてるから下手だけど喋るのは上手い。そう何度も言われてきたしね。ただ、最初に会った時に軽めの適当な話題を振るってのが、凄く苦手だった。今でも凄く苦手。そもそもずっとそんな話題のネタになることを拒否してきたからなぁ。だからこの本を読んで凄く感動したわけですね。
うーーん、「これらの会話のいい加減な所が生理的に嫌い」というより、「人間性なんて適当な会話で探らなくても分るだろ」って思ってたんだろうなぁ。この「親しみレベル」の会話を全否定して気がするや。だってね、数年に一回はこのレベルをすっとばして深い話が出来る女性と出会える。ストーンってくるんだよね。あのストーンさは一度味わったら、このレベルの会話が人生の無駄と思えるぐらいになるんだよ。けど、そういう相手ほど喧嘩して一気に行くってのも確かなんだけどね。。素直言えばそういう事実に気づいて初めてここら辺を気にしようと痛感した。
この喩えは上手いと思う。これを二十歳前に読んでれば、もっと苦労せずにすんだ。あの頃なんて、周囲の会話を「この話題も知らないなぁ」とか思ってて、たまに話題が音楽になったら、許容以上に喋って相手が引いてた。その場ではそれに気づかなくて、家に帰って反省してる。そんな感じだった。 今のイメージで言うと、皆で円になってリフティングをしてる感じかな。相手からサッカーボールを渡されたら、自分の膝で何度かタップして、別の誰かに渡す。相手が取りにくい球でパスしちゃいけないし、自分であまり抱えすぎてもだめ。そのバランス感覚なんだよね。そう言われると凄い当たり前のような気がするが、その当たり前が出来ない人はそこそこいると思う。自分もそうだった。
このレベルは別に苦手じゃなかったし、そんなに苦手な人もいないと思う。自己を飾る人はどうしても誠実さが弱くなるからなかなか出来ないと思うけど。親しみレベルではある種のテクニックが必要だけど、このレベルは相手の尊重と誠実であって、それは生き方の問題でしかない。ただ、自分が持ってるネガティブな事をあまり言わないようにしてる人は、友達以上にはなれない気もする。友達から恋愛までの距離が短い人は、自分が持ってるネガティブを、相手が許容できる形で言えるのが上手い。「こんな俺だから君しかいないんだ」みたいな説得が上手い。だから、ネガティブを、それが生まれた原因まで遡りながら(あまりやると言い訳が強くなるので注意)、相手に伝えるスキルが必要だね。
この部分が深い。かなりうぉぉーと思ってしまった。まず、「自己主張と批判が並ぶ」という指摘。言われてみれば当然だけど、結構びっくりした。普通と比べれば主張が強いHPを書いてる身としては「あんたは批判してるんだよ」と言われたら、Noとは言えないなぁって読みながら思った。実際の所は批判してるよりも「そのスタンスは本当に楽しい?本当に後悔しない?適度な満足集めてるだけじゃないの? いや、俺はこれを選んでるって胸はれるなら、尊重するけどさ」っていうぐらいかな。えっ、喧嘩売ってる? そうかなぁ、、 「大人になってない」と断言するところに惚れた。ついつい下線を引いてしまったです。「俺は大人だから主張も批判も控えてるんだ」という意見もありそうだけど、それは違うよ。「相手のために主張をしない」のは正しい。「できない」のは問題外。まるで子供に対して怒れない親みたいなもので、怒らなくちゃいけないポイントって絶対に存在するんだよ。 確かにかなりズケズケ言うし、それによって男も女も関係が無くなる事もあった。本人が認めたくない点を指摘すると、本当に向こうの表情は崩れる。泣くとかじゃなくて固まるという感じかな。そして、結果として数年は自己弁護するんだよね。それ位なら、相手が気づけるように柔らかく言った方が相手のためになる。本人が気づくまでに時間がかかるけど、その長さは自己弁護よりは短いから。なのにズバっと言ってたのは、やっぱり密かな目的にしてたからだろう。あの瞬間ほど視線の正しさや他者に対する影響力を実感できることもなかった。そう気づいたのは二十歳を越してからかな。治せたと言えるのはやっぱりこのHPを作ってからかな。。 この本では次に「創造レベル」と「自己満足レベル」が来るんだけど、あまり引用してもなんなので、気になる方は買って読んでみてください。 ただ、この部分は凄い
まるでそんな人の表情が浮かんでくるような文章で、親しみレベルの会話の凄いお手本になると思う。これも若い時に読みたかった。 本の後半部分は個別の事例に対する対処方法です。興味深いタイトルを抜き出してみました。
ということで、久々に深みを感じた本でした。 |
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| 根本的にどうすればいいか | ||||||
| 私自身の意見も書いておきます。 根本的には会話が上手くなる必要は特に無いと思ってます。けど、相手が異性であれ、仕事関係であれ、相手との雰囲気をいい方向にもって行けないと、人生は色んな意味で貧しくなるとは思う。その為にはある程度のテクニックというか、この本にあるようなレベル認識と、レベルごとの対処方法は知っておいていいと思う。けど、もっと根本的なことがあると思う。 いい微笑を浮かべながら、相手の振ってくれた話題には最大限頑張る。 それだけでなんとかなると思う。口の上手さが本当に生まれつきなのかどうかは分らない。個人的には違うと思うけど いい微笑が何処から生まれるかなんだけど、それは「自分自身の事で、どれだけ問題点を認識してるか」「それを指摘された時に、どれだけ「そうなんだよねぇ、知ってるんだけど、なかなか治らなくてさ」」って言えるかだと勝手に思ってます。誰でも奥の方に一つや二つぐらいは、他者から指摘されると苦しいことがある。 ・それを隠して見ないようにしてる人 ・気づいているけど指摘に対して防御してる人 ・指摘を穏やかに受け入れる人 この3者に分れると思う。2番目は真面目な男に多い。「若井さんに言われたことは、俺だって知ってます」というんだけど、「それ以上、ビタイチモン喋るな」って雰囲気なんだよね。せっかく気づいているのだから、後1歩なのにね。惜しいなぁって思う。 「うん、自分でも分ってる。なかなか治らないんだよね。。言ってくれてありがとう。君と一緒だったら直していけると思う」って答えれば、それだけで恋愛の扉が開くのにね。そんなもんだよ。恋愛は。顔のつくりじゃない。って、本当は「なかなか治らないんだよね」と「言ってくれてありがとう」の《相手から視線を外しての笑顔》、「一緒だったら直していけると思う」の《相手を見詰めての笑顔》、その二つが大事であって、この言葉を棒読みしても意味無いけど。視線を外しての笑顔が苦手な人が多い。 ということで、これが根本だと思ってます。 日々の生活における改善としては、「自分がお客の立場の時に、どれだけ店員さんに気を使えるか」だと思う。お釣りを貰って、黙って財布に入れる人は、どれだけ頑張っても最後は破綻するよ。友達や恋人に優しいのは当然なんだって。自分がそこまでしなくていい相手にどう接するか? ファミレスじゃなかなか言わないけど、寿司とか食べに行ったら、会計する時に「ごちそうさま」って言うでしょ。「感じのいい人」ってのはそういう細かい事の積み重ね。 |
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| [追加] しまった、大事な事を忘れてた。。確かに世の中には、可もなく不可もなくある程度出来上がってて、そこまで奥の方に問題点が無いような人もいる。今まで賞賛されたことも貶されたこともなくて、殆どの分野で平均点ぐらいを持ってるような人。周囲にもいるけれど、付き合っても浮気もしないだろうけど、あんまりモテナイんだよね。個人的にはお買い得と思うんだけど、恋愛で凄く傷ついた人以外の誰にとってもKeep状態にしかなれないような。 そんな人に「君は大人になってない」というように、正面から言うのならば、「君はチャレンジしてない」になるんだろうね。それを「本気で打ち込めるものなんて無い」ってのは、「まず最初に探すべき」っていう大前提を知らず、人から与えてもらおうとしている。それが間違ってる。本気で探していれば、見つけて無くてもきっと魅力は生まれると思う。最近、本を書いてない岩月教授の何がいいって、「男の子は冒険する必要があるんです。女性は基本的に冒険が苦手な性なのです。だから男の子は冒険しなくちゃいけない。まるでスタンドバイミーで線路をずっと歩いていったように。確かに現代は冒険と言われること自体減ったかもしれないけれど」(大意は会ってるハズ) そうやって打ち込んでいれば、どうしたって程ほどのラインで丸くまとまるなんて出来なくなるから。もっと凸凹してくると思う。恋愛はその数歩先にあるんじゃないかな。 その三桁の友達はビラ配りとかのバイトもしてたけど、「若井、知ってるか?ビラを貰ってもらうと思ったら、男はチン○の前、女性は胸の前にビラを出すんだ。そしたらとっさの防御反応で手に取っちゃうから」 ホントかよぉぉと思ったけど、その理論のアホぶっ飛び具合が気に入った。誰かから教えてもらったかもしれないけど、あいつなら自分自身で生み出すだろうね。そういうオーラがあったから。幾ら不安でも、やっぱりそういう魅力の男性を選ぶ女性の方が多いのかもね。(ちなみに三桁行こうと思ったら、確かに顔の作りのウエイトも大きいね。そいつもそうだった) |