| 欲求の根源 | ||||||
| [2005/11/06] たまにチェックしているマイナーなサイトに対談コーナがあって、「それにしても、西原さんが学位を取って30歳で東大の講師になり、それから30年間に、一度も昇進しないで定年になったと知り、世の中には実に忍耐強い人がいると驚きました」って書いてあって、お、この人面白そうって思ったんだよね。それがきっかけです。 そもそもあのサイトはこんな記事があったりと真偽は不明だが読む価値があると思わせる内容が多い。これもホントかなって思うけど竹之内豊もゲイ疑惑で週刊誌に書かれるくらいだかなぁ。 と一気にあらぬ方向に行ってしまったが、「時代を変える理論ほど迫害される」というのは地動説を見ても当然だと思うんだよね。トンデモ学説に興味は無いが、ファンキーな学説にはかなり興味があるタイプ。さっそく、いじめられて東大医学部講師のまま定年を迎えたという著者の本を探して見ました。 すると「二週間で美人になる本」や「顔の科学−生命進化を顔で見る」って本を書いてる事が分って、表情を取り上げてる本サイトは読まなくちゃと思い、チャラい方から読んでました。ほんとに口呼吸やめるだけで美人顔になるのかな。そこら辺は興味ある人が読んで実践して欲しいです。俺っちは昔から口呼吸してないから検証できない。ただ睡眠姿勢と片咬み癖は気をつけるようになった。こちらの顔の科学の方はかなり面白かったです。 結局、「顔の誕生」という出来事は、じつは生命体における「呼吸器系と栄養吸収系の一本化」つまり腸管栄養素の成立と密接に関わる、生命体の"一大変革"だったのである。 <中略> わたしたちの身体には「体壁系の臓器」と「内臓系の臓器」という二種類の臓器が存在する。「体壁系臓器」というのは、体壁系筋肉でできている臓器である。体壁系筋肉とは、からだの外側の多くを覆っている筋肉のことだ。つまり、骨格筋であり、みずからの意志によって動かす事のできる随意筋である。 一方「内臓系臓器」というのは、内蔵筋でできている臓器である。内蔵筋とは、内蔵=腸管系を構成している筋肉のことであり、不随意筋である。 じつは私達の顔は体壁系筋肉と内臓系筋肉の両方から成っている。 <中略> 前述のように、古くから、顔面に現れる「表情」と「顔色」は医学診断上重要視されてきた。これは、脱口によって太古の生命体の中軸であった鰓腸の内臓筋の色調と様子が、表情としてのそのまま「顔」に表れるからである。 感情としての「喜怒哀楽」は普通「表情」を中心に表現されている。 感情の元となる情動の中枢は、脳の中にあっては「辺縁系」を中心とする。動物の脳においては、この辺縁系は多くの部分を占めているが、知性の発達した人間においては、この辺縁系は隅に追いやられている。元来この辺縁系は、体壁と内臓が一体となっていた原初のムカシホヤの脳と考えればものごとがよく理解される。 一寸の虫にも五分の魂があるといわれるように、知性であれ、感情であれ、心の源となる感覚は、内臓系と古い体壁系の知覚にもとづいているのである。 生命の変遷というものを良く観察すると、原初の脊椎動物では体で感じられた快・不快を表現する、つまり原始的な情動機能を表す効果器官が、鰓腸呼吸器官にあった事が分る。 原初の脊椎動物においては、「感情の座」は内臓と体壁系が一体となった「鰓腸」にある。それが哺乳類では、この鰓腸内臓筋が、咀嚼筋、表情筋、嚥下筋、発声筋へと変容し、泣き笑いや悲嘆、嘆きなどを表現するようになったのである。原型は進化しても変わることがないということになる。 随分昔、中学の頃かな?、なんかの本で欲望の根源について「複数説/単数説」がある事が書いてあった。そういう本を幼い時に読んでいるから、こういう人間になったと思うんだけどね。複数説は文字通り喜怒哀楽といった複数の基本感情が混ざり合ってるという説。仏教なら、除夜の鐘とかもそうだね。単数説ってのはその名の通りで、根本的には一つという説。 僕は未だにどちらか分ってないけど、単数説に傾いているのは事実。Stevieの歌ったAll in love is fairも「喜びも悲しみも心の震えとして等価」ってのはそういう意味だから。 とりあえず、ここらで欲望・欲求・感情・心の分類をちゃんとしておかないとね。個人的には感情=心でいいと思う。欲求と欲望と感情だけど、以下のような分類を個人的にはしてます。
欲求の方が"生理的欲求"というように「しょうがなさ」が漂ってて、欲望の方が「ドロドロさ」が漂ってるというのは一般的かな。どんな生物でも正常な欲求があるから生きている訳で。まあ欲求と欲望の間の違いを細かく分類しなくてもいい気がするけどね。感情の根源は心の震えで、欲求の根源は快/不快で、それでいいとは思う。 で、西原博士は「内臓が生み出す心」という本で、「臓器移植で心が変わった」というテーマから、心の根源について切り込んで行ってます。 食べ物の好みは、もとより腸の粘膜の上皮細胞の吸収傾向性を意味します。 <中略> 何よりも重要なことは、ラットの脳にサメの脳を移植しても、ヒトの大人の脳にヒトの胎児の脳細胞を移植しても、脳細胞は単なるトランジスターのごとくに電極として電流を配電するだけです。したがって脳細胞を移植しても人格や心に何事も変化が起こりません。一方、内臓を移植すると心まで替わってしまう事実が、心のあり方が内臓にあることが物語っています。 <中略> 腸の消化・吸収の能力と好き・嫌いがとりもなおさず五欲の源です。つまり腸の能力が心を表すのです。それゆえ、腸を移植するとドナーの欲望が移植されるのです。 とりあえず太字にしておきましたが(五欲とは「食欲」「財欲」「色欲」「名誉欲」「睡眠欲」 )、この意見は初めて見た。かなりファンキー、かつ俺は信じる側に行くね。頭は処理してるだけであって、とっかえても計算速度が変わる位だと思うな。そりゃ記憶内容も変わると思うけど、根源的な記憶ほど頭以外の箇所が覚えていると思う。原始的な生物に頭はないのだし、原始的な生物にも欲求あるのだし、そこら辺を突きつめると腸管にたどり着くというのはアリだと思う。 進化関係の本は大学時代に読んでた。というのも、完全な知能を作れない以上、学習機能込みで作る必要があって、人工生命的な学習手法がトレンドになってたから。スティーヴン・ジェイ・グールドとかさ。パンダの指が六本ってのもそこで知ったしね。 何の本だったかなぁ、名前忘れたけど、結構面白い本があった。 「進化は突然変異でなく方向性がある」 「進化の方向性は脳の発達である」 「クモは脳が血管の周りにあるから、脳の発達とともに血管が細くなって、内臓系に余裕が無くなって、吸血になった」 「有袋類はコアラ・ベアまでであり、有袋類の猿はいない。それは有袋類の脳には脳梁が無いからだ」 って説を唱えてて、結構好きだった。オーストラリア亜大陸が見つかった時は有袋類のタイガーもいたんだってね。知らなかったなぁ。 腸を大別すると三つに分かれます。呼吸を行う腸が鰓腸で、喉元すぎると真暗闇の腸がはじまります。これが腹の腸(腹腸)で、腹の腸が七重八重にくねって、再び出口の泌尿・生殖・肛門の腸となります。これを著者は鰓腸に対して”はい腸”と呼びます。排出の腸のことです。 鰓腸の筋肉の動きとリズム運動に哀れみといとおしむ感情が宿ります。真暗闇の腸の平滑筋のリズム運動に自我という生存欲の心がどぐろをまいてうごめいているのです。腹の腸は空になるとうずいていきますが、はい腸は貯まってくるとうずいてきます。はい腸の心は通常、劣情と呼ばれ、文明社会では建前としてさげずまれています。 口から肛門までの腸管の総体が持つ本性が、財・名・色・食・睡の欲ですが、鰓腸・腹腸・はい腸とそれぞれの腸が表明する欲求は微妙に異なります。 いやーぶっ飛んでるなぁ。こんだけファンキーな学説は一生のうちでも何度もお目にかからないよ。「気がふれたと思われる仮説−原始真核生物の誕生」もかなりファンキーだったけど。この本は90年代後半に普通に書店に置いてあって面白そうと思って買ったんだよね。かなり面白いです。手元に無いので覚えてる範囲で大雑把に言うと、 「細胞の中心は核でなく中心体である」 「中心体が最小の生命単位であり、地磁気によって生まれた可能性が高い」 「遺伝する情報量が多くなるにつれて中心体は核を生み出した」 「植物細胞は何かの拍子に中心体がなくなったが、核は全データを持っているため生き延びた」 そんな内容だった。この説をどうこう言うだけの学識も無いけど、結構面白いと思ったなぁ。そりゃねぇ、教科書に書いてあることだけが学問なら人生は貧しすぎる。まあ今までに見つけた一番ファンキーな学説はヒ・ミ・ツ。(ユダヤ陰謀論とかアホなこと想像しないでね。量子力学の観測問題の完全解答かな。あまりにファンキーすぎるから書くのさえ躊躇われる) ということで、脱線しまくりですが、腸です。腸が欲望の根源です。それも三つに分れるとのこと。 で、ここからR&Bに持っていくのが私の使命(使命かい ここまで読んでくれてるだけでかなり感謝感謝だけど、まあ見ててくださいw |
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| 好きにも色んな好きがある | ||||||
| と最初に言ったのが誰かは知らないけど、これは事実だろう。相性でもいいよ。「相性にも色んな相性がある」 で、個人的にはここら辺を大きく分類して捉えてます。 「夢・目標の相性」 「日常生活の相性」 「体の相性」 この三つがあることに異存は無いと思う。もちろん「似てる→相性がいい」では無いです。「真逆→相性がいい」ってこともある。けど、長く付き合うには「真逆→相性がいい」の方は難しいかな。けどね、燃えるような恋愛(最近、死語の気がする。萌えじゃないぞ)は「真逆→相性がいい」の方が多いんだよね。多分、心か頭の何処かで真逆だから長く続かないと思っていて、だからこそ、一瞬にかけるような恋愛になると思うけど。 ここら辺は女性雑誌に書いてあってもいい気がするんだけど、ダメだね。見たこと無い。だからワイドショーにダメだししてるんだけど(そんなのわざわざせんでもいいw だって、もしちゃんとしたワイドショーを作るなら、人間を性格とかその他もろもろ(血液型だけじゃ荒すぎる)で分類して、ワイドショー的データーベースを作って、統計処理して、結婚したアイドルカップルに「○○時期に、○○な事が起こる可能性が高い。想定結婚年数は○年」とかやって欲しいわけよ。下手な占いよりよっぽどいい。え、失礼極まりない? どうせワイドショーは失礼じゃん。ならこれぐらいの理論?統計?の裏づけをすべきなんだよね。いつも一過性のニュースばっかりで、蓄積が無い。一年見て(お父さんの為のワイドショーとかいう週末番組、一年も見てないけど 進歩を感じなくて飽きた。 「真逆→相性がいい」時に燃える様な恋愛ってのは、若い人は知っておいた方がいいかもね。もちろん相手と全真逆ばっかりだったら恋愛は始まらない。不思議?だけど、相手と全部似てても恋愛は始まらないです。始まってもすぐドキドキが無くなるというか、詰まらなくなるというか、そこら辺も知っておいてもいいかもしれない。(燃える恋愛といいつつ不倫にハマルのは論外。確かに奪った奪われたでより燃え要素あるし、見つからないように会ったりのスリル感もあるし、主観的には燃えてるのかもね。客観的にも燃えてるか。けど、それはシュチュエーション依存であって、正統な相手への感情ではないと思うな) 「夢・目標の相性」ってのが強いのは学生時代かな。海外で働きたいとかさ、そんな感じ。そこまで大きくなくても、まとまったお金の使い道もここに入れてもいいかもしれない。薄型テレビを買うとか、海外旅行に行くとか、車を買うとかね。転職やキャリアアップへの考え方もそうだよね。本人が転職したいけど、奥さんの理解が無いとかは、この相性の問題でしょう。一軒家願望か駅近くのマンションか、そこら辺もここに入れてもいいかもしれない。 色々と情報を整理すると、若い頃に「夢・目標の相性」だけがいいと、男女間の友情として長く続くかもね。皆の周りでもいない?そういう男女。本人達は恋愛する気は無いけど、ウマは合う。よくお互いで相談する。そんな組み合わせ。顔の器官で言えば目だね。視線の角度といってもいいかもしれない。恋愛において、ここら辺の相性を全く気にしない人と、凄く気にする人に男女とも分れると思う。全く気にしない人と凄く気にする人のカップルは悲惨になると思う。片方のみの結婚願望とか単純な話でなく。 「日常生活の相性」ってのは夢・目標が1年から5年とかのスパンに対して、こちらは一週間単位かな。休日の過ごし方とかそんな感じ。ドライブ好きとか、街歩いて映画見るのが好きとか、そんな分類。日常生活での部屋の綺麗さとか、手料理への拘りとか、休日に布団を干したいとか、そんな感じです。イメージできた? 会話におけるボケやギャクやツッコミのポイントもそうかな。全く真面目な会話だけのカップルも有りえないけど、ボケとツッコミがずれると喋る回数が減って、コミュニケーション危機だね。人はコミュニケーションの動物だから、結構ボディーブローのように効いてくるよ。 カップルでシモネタが合うかどうかも大事な気が(個人経験は横に置いて)するかも。まあ、男は皆アホだし、オヤジギャクをいいたいんだよ。それは女性陣にちゃんと言っておきます。あまり理想を高くしない方がいいw あんまり家庭内で押さえつけると、おねーちゃんの店で目も当てれないことを旦那が言ってるかもよ(爆 顔の器官で言うと??うーんなぞ。 「体の相性」ってのを正面から取り上げるのは積極的では無いけど、これは否定できないんだよね。女性陣の方が強いと思うな。生理的な好き嫌いについては。そういうのは相手の汚い部屋を見て、「だめだ、こいつ」「私が掃除しなくちゃ」と思うかどうかが、一番、セーフな見分け方の気もするけどね。いや、部屋よりトイレの方が確実かな。顔の器官では鼻だと思う。 そもそも体臭自体が日本人は薄い気もする。たまに外人は「何食べたらこんな匂いするんだ?」と思うような匂いする人いるからなぁ。あの本にも書いてあるけど、神経の中で嗅覚神経だけが交差してなく脳に直結なんだよね。けど、女性は香水つける割合も高いしね。男性の鼻はいつも騙されてるw で、一般的に言って、一番悲惨なのが体の相性だけがいいこと。よく信じられない組み合わせってのは、そこら辺に有る場合が多い。(金銭関係を除いて) 夢・目標の相性は本人に努力する気があれば、長い期間で大体合わせれると思う。日常生活での相性はコミュニケーション面以外は適度に違っていてもいいしね。だから一番、変えれないのが体の相性だと思う。ずっとそう思ってました。 けど、あの腸理論で言うと、もしかしたら、食べるものを同じにしていけば体の相性も変えれるのかもしれない。それが今の所の俺っちの仮説です。 え、全然R&Bと関係ない? そう思った人は聴きこみが足らないなw 特にここら辺の曲を。 ここら辺の曲を骨の髄から分ろうと思ったら、体の相性は大事だと思う。それが腸から生み出されているとするなら、結構なんとかなるかもしれない。体の相性だけはどうしようもないと思ってたけど、生み出してるものが分れば、対処方法も思いつくかもね。最近の話題のセックスレス・カップルも食事がコンビニ弁当じゃないのか?と思ってます。 ちゃんちゃん。 ちなみに本ですが、一番は「内臓が生み出す心」だけど、アマゾンにはもう置いてないので紀伊國屋書で買ったけど。「顔の科学」や「二週間で美人になる本」も興味があればどうぞ。 |