[08/30]
<原点>

久しぶりにDEJAをやった。数年振りかなぁ。自分を見詰めなおす時は、きまってDEJA、I, IIをクリアするんだよネ。何故かって、これがR&Bと同じく自分の原点だから。昔感動した小説をたまに読み直すのと同じ感覚かな。中学生の頃はR&Bよりもこちらにハマってたのも大きい。けど、結局こちらのジャンルの方は年数が経つほどに見るべきものが無くなっていった。別にシナリオの中でセックス描写があるのは構わないと思う。青春小説にセックス描写があるように、それは至極当然のことだと思うから。けどゲーム史の発達はそうはならなかった。なんでもファミコンを作る時に任天堂の山内社長が「エロ、賭け事は絶対に入れない」と英断をしたからこそ、ゲームが一つのジャンルとなったということらしいが、その鏡像がパソコンゲームに行ったわけで、、、。最初は単なる中坊の好奇心でやってみたゲームだったけど、あれは本当にナイスだった。今でも胸張って言えるぞ。こちらにも書いたしネ。

で、このDEJAシリーズは滅茶苦茶面白いです。とにかくファンキーで、会話がナイス。コマンド「見る」→「おしり」とか選ぶと、「扉に隠れてよく見えないぞ」「何がですの?」「・・・自分の未来です」「まあシュールですね」とか爆笑ものの会話ばっかりで遊んでてとことん楽しい。何より主人公が考古学者で、未知の文明を探しにいくアドベンチャーゲームだから、シナリオもかなりナイス。何より、その主人公のノリのよさが大スキだった。未だWindowsで再発売されてないので、98エミュレータを使わなくちゃ遊べないけど、今でも十分楽しめます。蛭田さん(シナリオライター)の最高傑作だと思う。(注:今は発売されてます。18禁だからびっくりしないでね。こちら

やっぱ自分の普段のUPの時はこのノリなんだよネ。それ位に影響されてしまった気がするぞ。「R&Bってなに」「ふぁっきんべいべいですよ」に爆笑する人でかつ、考古学スキな人は絶対に気に入ると断言できる。あのゲームのおかげで、ずっと考古学者になりたかったなぁ。特にヒロインとは結局出来ないっていう一線もよかった。服まで脱いで最後の最後で「やっぱりダメ」「えっ」「このまま最後まで行くと、私家財道具一式抱えて押しかけちゃうよ。そしたら迷惑かけちゃうことになるよ。それでもいいの」「・・・・」「ちぇぇぇ、そのために付き合ってるの訳じゃないけど、それもちょこっとは入ってるんだぞぉ」とか、まさに理想の切り返し。 男性を追っかける立場になった女性は色々と苦労するとは思うけど、待ってて寄って来る男から選んでてもなぁ。「ちょっといいなぁと思った男は全員向こうから声をかけてきた」とのたまわれる女性ならともかくとして。だから普通は自身からはスキとは言わないで、「私の気持ちは分かってるでしょ」みたいな態度になるもんだけど、それ位なら覚悟を決めて「スキ&でもダメ」が一番いい距離感だと思う。それに納得できない男は蹴飛ばせばOK。絶対に引きずらないって断言できる。女性の後悔の99%は「あの時、Bestをつくせなかった」だから。男性の後悔の99%は「あの時、アホだった」だから。

昔、第八芸術論というのを聞いた事がある。なんでも映画は8番目の芸術らしい。けど、結局ゲームは9番目の芸術にはなれなかった。それは根元的に芸術というものと、ゲームがもつ特徴(その選択性)との間にあるミスマッチが原因なんだけど、、、せっかく映画+選択肢なのにネ。この選択肢こそが曲者だったというべきか。けど、それだけでなく今のゲームが抱えるセックスとの距離感の問題もあると思う。適度な量のHシーンが入って、シナリオが練られていて、それぞれの選択肢に対する結果がナイスなゲームってのは、もう無いのかもネ。それはかなり寂しいなぁ。そんな意味では、いつか、R&Bのシンガーを目指してる男の子が主人公の、ファンキーでノリが良くて、Play&Pray, Sweet&Swearなゲームとかのシナリオでも作ろうかなぁ・・・とか思ったりも。