Brownstone
"I Can't tell you Why"

silk
"I Wonder"
 ↑ Crazyってこんな風 ↑
[2002/02/25]

以前に書いたようにSilkの3作目であり復活作とみなされる事も多い"Tonight"ですが、1番好きなのはI Wonderです。その理由がかれこれ2年程分ってなかったけど、こう並べてみると一目瞭然という気分。この曲が1番好きって事を自覚したのは買って一月ほど経った時かな? そしたら前曲のBaby Checkの最後からInterludeの如くこの曲に繋がる。その構成から「ああ、彼らにとってもこの曲が大事なんだな」と思えてきて結構嬉しかった。

Silkのこのアルバムは17曲の長いアルバムだけど、I WonderとPlease don't Goがあるから引き締まってると思う。前半は「戻ってきたよぉー」ってなノリだが、聴き込むに連れて後半に目がいっちゃう。

しょっぱなから全開の語りで始まるBrownstoneのこの曲に比べると、Silkのこっちの曲は出だしはそこまでぶっ飛んでない。結構普通なんだよね。けど、曲が進むにつれてリードがガンガンに吼えはじめる。昔はBabyだったものだけど、この曲じゃそのフレーズがWonderに変わってる。それがたまらないです。この吼え具合は信じていい。「純粋に気持を汲んでくれる」とあの頃から思ってた。

けど、歌詞を見ると混乱するんだよね。自分の心の震えと正反対の歌詞。だから、ずっと身勝手に聴いてた。Keith Sweatの[Still in the Game]の"I'm not ready"と一緒です。けど、昔からの音楽友達のナッツにはメール書いてました。説明ゼロの。このHPまで行ったのはそんな彼をおかげです。

で、今はハッキリ言います。逆さに聴いてもあのKeithの曲はあのフェーズを歌っているように、このSilkの曲もこのフェーズを歌っているのだと。女性側がBrownstoneのI can't tell you Whyで男性側がsilkのI wonderだと。ストレートなBrownstoneと並べても、Please Don't Goと並べても、4:00台の吼えっぷりを聴いても、この気持が1番載るから。って、まだ説明になってないなぁホント。けどねR&Bってそんな分野なんだよね。と、またもや適当こいてますが、強固過ぎるマッチョ思想ってそなもんだもん。「僕は君が去ってく理由がI Wonderなんだ」なんて歌える訳ねーよと思うんだよね。実際問題として、こんなアホな歌詞のフェーズでここまで叫べる訳ないのにね。叫ぶ位なら彼氏に隠れてとっととF***ingしてる方が100倍マシ。

もちろん、こんなのは何処まで行っても歌詞見れば間違ってます。けどそれでも取り上げるのがP2S2H2です。Keithのコーナーもそうだしね。唯一言えるとすれば、

結局、どっちも尋ねれない
これが結論。かなりクリアーにやるのをモットーにしてても聞けなかったから、まあそんなもんかも。それ位にCrazyだった。聞く勇気も無いくせに、この曲ばっかり連続リピートしてました。けど、結局聞いたんだっけ?うーん忘れた。ただ、この曲を聴かない事には毎日が回っていかなかった事だけは覚えてる。

こんだけですね。

理由が分ってれば人はCrazyにはなりません
って気分だなぁ。今になってもそう思うから。通り一辺のReasonは分る。「運命は乱暴な近道になる。そして恋愛に近道は無い。だからいつかそのツケは払う必要があるし、結局それが無理だった」とは結論。けど、突き詰める程にやっぱりよく分からなくなる。そもそも何故あれだけCarzyになってたのか?何故あれだけ周囲のアドバイスを聞けなかったのか? その一番の理由は誰もが一生分からないのかもね。

やっぱり出だしからSilkらしからぬDeepの香りを湛えるPlease Don't Goが1番いいかな? 私は密かにSilk最高傑作だと思っていたが、去年(01)のDont' Goも良かった。けど、この2つの曲は親戚みたいなモンでしょう。今まで、あの作品でSilkが伸びた理由が分らなかったが、

このフェーズをこれだけ歌い込めばネクストレベルに行けて当然
最近、やっと気付く位には3作目は前半部分が中心だと思ってた。けど、違うね。I WonderとPlease Don't Goだね。見事にコーラスが一つになってると思う。けど他の曲がナイスという意見もいっぱいあるから、そんな意味ではSilkのこのアルバムはお勧めかな。個人的にはSilkやMen of Visionとかを好きと言われると「R&Bに首までどっぷり浸かってるなぁ」と思いマス。そんな位置付けの彼らかな?


TERRELL
Hard For Me
[2005/05/15]

まさかこのコーナに追加する曲と出会うとは思ってなかった。女性陣はI Can't Tell You Why、男性陣はI Wonderで結論が出てから。けど今年発売のTERRELLの9:Hard For Meは何故か聴きこんでしまった。その結果として、男性陣はI Wonderよりも本曲の方がいいと思う。それ位に気に入りました。やっぱりI Wonderは歌詞をひねっているから。「僕は君が去ってく理由がWonderなんだ」とストレートに歌ってない。それにWonderの時点で終わった後だからなぁ、Crazyな恋愛の道半ばではない

何処にも行けない吼えっぷり
これこそが一番必要だと思う。TERRELLはシャウターの中でも上の方に来る位に喉がいい。太いというよりも、こちらに書いたように筋肉質な感覚だから、その点もお勧めな理由です。8:Matter of Timeのsinkさ加減は、I Can't tell You Whyよりも少し軽いと思う。SilkのそのまんまのPlease Don't Goと比べても少し軽いと思う。ただ14:Loveを聴くと彼の良さが出てる。バックがLove Love Loveとリフレインしてて凄くお勧め。この曲を聴くだけでネガティブな感覚がなくなる。

この作品を作った時、彼は若かったのだろう。Silkのような「売れない時代に見捨てて去っていく女性」の姿は浮かんでこない。あの3作目を本気で追っかけると、処女作の大成功から一転、売れなかった二作目で味わった底がある。だから、アルバム全体としてはSilkもTERELLも両方同じくらいにお勧めです。ただ、

去る事も出来ない/近づく事も出来ない/このままの状態を続けるには辛すぎる
Hard For Me Walk Away
Hard For Me ??? Stay

そんな状態としてはHard For Meの方がお勧め。特に本曲はそのまんまのストレートなサビだから。


そういえばこちらでブリトニーのことをちょっと取り上げた。 だからN'Syncのジャスティンと、ちゃんと結婚できるのを望んでます。その話しが壊れたら、どうなるのだろうね。けど、二十歳前後の運命感なんて壊れるって相場が決まってます。人間そんなに出来てないよ。 ホントにブリトニーはジャスティンと別れちゃって、その時のバックダンサーだったケビンと結婚したもんなぁ。(ブリトニー関連はこちら なぜ二十歳前後の運命感が壊れるって相場が決まっているかの理由は上に書いた。あれから3年経ってもやっぱり結論は変わってないや。

最近よく思うのだけど、「歌を本気で聴き込めるか?」は歌手の好き嫌いじゃないと思う。UP/Slowといった曲の好き嫌いでも無いと思う。バリトン/テナーといった声の好き嫌いでもないと思う。一番のポイントは

歌が抱えるsituationと、自分が抱えるsituationの近さ
振り返ってみてもそうなんだよね。ぶっとんだ曲ほど状況の近さが一番必要になる。だから、この曲の抱えるSituationを描いてみることにした。I Wonderの頃は昔の話だからなぁ、いつまでもそこに拘ってもね。今後は寸劇レビューというジャンルを皆さんと一緒に開拓していく気になってる今日このごろです(笑 



哲也:
一番気性の差が激しい性格をしてる。けど子犬とかには優しい。裏表は無いけど、その両極端さが女性にとっては困りモノ。直樹の事は苦手だが、中学以来の長い付き合い。

雄太:
一番丸い性格をしてる。女性からみると安心して付き合えるタイプだけとちょっと物足りなさも。二人の接着役と思われているが、本人はいたって何かしてるつもりはない。


直樹:
一番繊細な性格をしてる。鋭すぎて見透かされている感覚になるのが問題点。雄太の「相手を構えさせない性格」にちょこっと憧れてる?


---

全員:「かんぱーーい」
直樹:「雄太じゃなくて哲也が集合かけるなんて珍しいじゃん」
雄太:「そうだよね。哲ちゃんは僕が呼んでもいつも予定が会わないって言うからなぁ」
哲也:「そうかぁ(笑 たまにはお前らの事が色々と気になってさ」
直樹:「うーん、哲也がそういうって事は、、、逆だろ。何かあった?
雄太:「あの娘との事なの?半年前にうちらにも会わせてくれたよね」
哲也:「・・・」
直樹:「哲也が彼女を俺たちに合わせたのって始めてだよな」
雄太:「僕らは二人がお似合いだと思ったよ、ねっ直くん」
哲也:「・・・、ま、その話はいいよ。今日は楽しく飲もう」
直樹:「これだから哲也は・・・」
雄太:「まあまあ。せっかく皆出会えた機会だから仲良く飲もうよ」

--飲み食い飲み食い--

ふっと箸が止まる哲也

哲也:「うーんとさ、なんて言うかな。うちらは上手く行ってない訳じゃないんだよ」
直樹:「上手く行ってる訳でもない?」
雄太:「哲ちゃんは好きなんでしょ」
直樹:「たまに雄太はズバっと聞くよなぁ」
哲也:「俺が好きかと言われれば、好きなのは確かだ。あいつが好きなのは、、、多分確かだと思う」
直樹:「哲也はずっと相手の気持ちで悩むタイプじゃなかったぞ」
哲也:「俺はお前みたいに相手の分析ばっかりしてるタイプじゃないからな」
直樹:「こら哲也、お前にそんな事を言われる筋合いは
雄太:「まあまあ二人とも落ち着いて。哲ちゃんがそんな風に言うなんていつもと違うよね」
哲也:「・・・ああ、確かに最近は自分でもいつもの俺じゃないと思う。直樹、済まない」
直樹:「いや、改まって謝るほどじゃないよ。と言うより、相手に対して怒りたいけど、怒れないとか?」
雄太:「そうなの?」
哲也:「不満が無いと言えば嘘になる」
雄太:「ならハッキリ言った方がいいんじゃない」
哲也:「ああ、それは分かってるんだが・・・」

--この先ずっと哲也が「ああ」とか「うん」とか気の無い返事に終始--

直樹:「そろそろお開きの時間だ。次はどうするんだい?」
雄太:「哲ちゃんは前みたいに向こうの家に行くの?」
哲也:「いや、それは無い。それよりカラオケ行かないか?」
直樹:「哲也がカラオケ誘うなんて珍しいな」
雄太:「なんかいい歌あったの?」
哲也:「ああ、すげーいい歌見つけたんだ」

--カラオケBOXに移動--

雄太:「哲ちゃんのお勧めっていうことはUPの曲なの」
哲也:「ああUPっていってもこいつは一味違うけど」

--哲也歌い始める--
;
;
Hard for me walk away
Hard for me xxx stay
Hard for me
Hard for me
Hard for me be your man
Hard for me you don't give xxx
Hard for me
Hard for me
;
;
直樹&雄太:「パチパチパチ==」
直樹:「いやーお前の状況が良く分かったよ」
雄太:「凄く熱唱だったよね」
哲也:「この歌ってやっとハッキリ分かった」
直樹:「おっ、決心ついた?」
雄太:「哲ちゃん。良かったね」
哲也:「今日のメールは「おやすみ」だけにする」
直樹:「はぁぁああ、お前その結論の為にうちらを呼んだのかよ・・・」
雄太:「哲ちゃんらしいよ、、、ホント(笑」

ちゃんちゃんw



なんか普通に書くより結構疲れたぞ。ずっとHard For Me流しっぱなしにしながら軽く2時間は掛かってる。。社会人になってまでやる内容なのかスゲー疑問だw けどねえ、この曲をガンガンに流しながら運転してたら、そんな情景が浮かんできたんだよね。

・歌いまるく主人公
・それでしか耐えれないsituation


それを「おやすみ」だけのメールで納める。きっとあの頃、それが一番出来なかったのだろう。Black Musicに関しては色々と変テコな?目標があるけど、ALL Black Musicなノリのドラマを作るのもその一つ。主題歌から挿入歌から、主人公が好きな歌から全てBlack Music。 これで一気に市民権獲得。うーん理想だ(爆

個人的には哲也と直樹は楽に書けるけど、雄太は難しかったw ちなみに今回は哲也の恋愛しか出てこなかったけど、直樹と雄太の形も募集中。歌詞のxxx部分を聞き取りも募集中。(三名の名前も特に意味は無いんで、もっと性格が分かりやすい名前なら変えてもいいかも

ってどのみち真面目にやろと思ったら、男3名に女2,3名はしっかりキャラ作りをしなくちゃいけないからなぁ。社会人じゃなかったらここは一丁頑張るんだけどね。



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