| 何故か売れないアーティスト | |
| [2002/09] なぜか売れないアーティストってちらほらいる。曲も悪くないし、声も悪くないし、悪い所を探すのが困難なのに、やっぱり「売れないだろうなァ」って思うアーティストは。まるで、「文句つけれないけど、好きになれない男」みたいなもんかな。って思う。何かが足らない。何かが足らない事は分るけど、それを上手くいえない。そんなもどかしさを感じるながら、アルバムを聴いてきた。 って自分にとってはIV Exampleに1番感じるのだけど。貸したら、「中々良かったね」っていわれると思う。けど、それ以降でどれだけ聴いてくれるかは、その人の所有枚数と関係あるかも、、って思っちゃう。確かに曲のアレンジとか、アルバム構成とか、改良点を色々あげる事は出来る。そこを直せばもっといいアルバムになると思う。けど、それでも売れないだろうと、何故か思ってしまう、、、 取りだして聴くには悪くない。けど、「取り出す気持ちにさせてくれない」と感じるから 何かがあった時、「こおいう時に、こんな風な音楽が流れていれば、、、」とは、誰しもが思う感情だと思う。結局は、それを取り合う作業のような気もする。けど取りあっても最終的には何も出てこない。目指すは他人の心のスキマではない気がする。けど独り善がりをやられても、どうしようもないから(ねぇ、Dalvinって自分は結構そのノリ好きだけど)、そこら辺の線引きは微妙だけど。 結局の所で、そんな感覚を受けるアーティストは 「黙れと言われても、どうしても歌ってしまうようなモノ」を提示してないのだと思う 実際は、恋愛でもそんな気もする。普通から見ると駄目な点を、勘違いでもいいから相手に魅力と思わせる事が大事であって、それさえ達成できれば、恋愛の90%は上手くいくとは思う。あとは塩と胡椒の話になるんだと。 |
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| 自分はあんまり小説を読まないけど、村上春樹は別。長編も短編もエッセイも全部読んだ。兄貴に勧められて気に入ったから。そして、
これは中3の頃に読んだのだと思う。で、何故かずっと心に引っかかってた。個人的に村上春樹の核が見えると思う、この短編は。
で、今の自分なりに、 ぶっちゃけて適当に喋ると、 「連れこまれる感覚」 なんじゃないかな・・・根本的に足らないのは 「紳士的に連れ込まれる事」 うーん、この言葉自体が矛盾してる気もするけれど、それが足らないのだと思う。結局、人間は矛盾した動物なのだから、矛盾した事を求めるのはしょうがないのだと言い切りたいなぁ。 「全部そこそこ有る」というのは「何か足らない」と同義なんだろう。それが、いくら中流のボヤキであっても、本人にとっては切実な想いである事は多いと思う。 逆に「何も無い」というのは「<何も無い>が有る」と同義なんだろうけど、そう思えるかどうかは、、、強さだね、やっぱり。 じゃあ、強さがどこから出てくるかを考える。それは難しいなぁ、、けど、ラインを引く事じゃないかな。 どんな状況でも、ラインを引く余地ぐらい残ってるから。 負けにせよ、背中を曲げて俯くか、胸はって前を見るかどうか位の選択の余地は残ってるから。 それに負けた奴より、勝負できない奴の方が下でしょう。確かにそいつには勝つ可能性が残ってる。けど先延ばししてるだけで、死ぬ間際に気付くのがオチだと思うな。勝っても負けても何かは手にはいる。何も手に入らなくても、<負けたという事実>は手に入る。それだけで十分じゃないの?ちっとマシな人間になるには。 だから、そこでしっかりラインを引いて、そしてそれだけは絶対に死守する事かな。次ぎの展開が開けるまで。 うーん、脱線しかかってるけれど、 「俺は歌を歌わなくちゃいけないんだ」という必然性を、なかったら強烈な思い込みでもいいから、 提示しないと 実際、恋愛で好きになった理由を聞かれても、「好きなんだ」を10回繰り返せば事足りる気もする。って、、これはさすがに無いけど、何があっても、10年以上好きと言い続ければ誰も文句は言わないでしょう。結局、突き詰めれば、必然性なんて、「太陽が東から上る」とか、 「人はいつか死ぬ」とか そんなレベル以外は、 全て何かしらの思いこみによって成立するともいえるし。 というよりも、意志だね。 譲れない揺らがない意志のみによって出来ていると。 アーティスト紹介とか見ると、「喋る前から歌っていた」とかあるけど、まあ、あれは愛嬌なコメントだからねぇ。 そういや昔マイケルジャクソンの伝記で、「生まれて直ぐ洗濯機の音で踊ってた」なんてのもあったなぁ。 じゃあ、アインシュタイン・レベルになったら、「生まれて直ぐ、幾何の問題解いてた」とかになるのかなぁ。 どっちにしても、そおいうレベルの理由付は後からいくらでも出来る訳で、 どんな幼年時代でも、有名になった時に引用されるエピソードも、犯罪者になった時に引用されるエピソードも両者揃っているとは思う。 そんな、なんなでいうと、IV Xampleを今になって聴く事は色々考えさせられる。 何よりも、たまたま自分的な理由が重なって、こんな面を彼らが具現化しているだけであって、彼らで無くちゃイケナイ必然性が弱いという所が、もっと悲哀だね。 |
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| <強引に結論> 物足りない良い人で終るなら、Crazyになりましょう。その結果を全部受けいれるべく努力して、「いつか優しい人になれたらいいな」で歩く事をお勧めします。その為には、、夕方が来る頃に、やっと救われたと思う位に独りでR&Bを聴かなくちゃ。 (うーん、うーん、訳の分らない事を書いているなぁ、、それに、あんまりめちゃをやっちゃ駄目よ。お兄さんみたいに底に直行だから) |
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| 「僕はただこんな風に芝を刈りたいのだ」とあの短編の最後の方に書いてあった。 実際 あんな事を言われたら、自身の全部を見失ってしまうと思う。ってもちろん、あのレベルの手紙を書ける、その女性の誠実さにはかなり惹かれるから、、、余計困ると思う。そして、その結論が"芝を刈る事"。それを見つけた時点で、"物足りない良い人"から脱皮できたと感じた。それが村上春樹の核だと思った。 |