Van Hunt
程よい《アホさ》《ラフさ》《ノリの良さ》
[2004/04/24]

このジャケに惹かれてました。と言うと、ちょっと恥ずかしいが、正面UPなのに少し間の抜けた目元がエゴさを感じない。いかがわしい模様も以外とナイス。とくに吹き出しが「VanHunt」となってるそのセンス!! うーん、やられたーと思ってました。こういうジャケにピピ−ンと来る人はR&Bのアホなノリに浸れるの間違い無しです。けど、試聴コーナーには「Alicia Keysも大絶賛」とか書いてあって、その過剰宣伝に聴く気がしなかった。
ところがたまたま店で流れてて、「おっ誰?この人。なかなかナイスなラフさ加減ジャン」って言ったら、「これがあのVan Huntよ」と言われて、おおお、あの童顔でこのラフな声を出すのか。じゃあ買ってもイイかな? と言う事で買いました。以外と、適当に買ってるかも・・・

1:Dustから全開。彼の良さが見事に出てる。誰にでも気軽に薦めれる。で、「おっいいじゃん、これ」って返事が返って来ること間違い無しです。あんまりそういうアルバムを取り上げないHPですが、このジャケを気に入ってしまったです。R&Bのイイ面の一つがきっちり表現されてると思う。2:Seconds of Pleasureも同じテンションが続いてる。友達が来た時に何気に流しててもピッタリくるし、テレビで漫才を見ながらでもピッタリくるし、若い男の部屋に1枚ぐらいあっていい作品だと思う。テレビで漫才見ながらでも聴けるっていうラインは大事だと思うしね。

本HPは1曲ぐらいは底を歌ってくれないと納得しないのだが、その点も5:What can I sayがあるから満足です。このアルバムの中で唯一のDeepな曲。だけど、彼の年頃(年齢は知らないが若いと思う)の素直な面が出ていて、無理してない。このアルバム全体の性格を壊す事なく、幅を広げるのに役立ってる。

以外と、こんなタイプが将来伸びるかも・・・
とフッと思ってしまった。なんでだろうなぁ、、、そこまで売り急いでない割には広く聴ける。そしてこのちょいと間の抜けた顔に余裕感を感じるからかな。8:Presiousは素直に明るさを歌った普通の曲。これを聴くとあんまり特筆すべき点は感じない。ガツンとくる曲は無いけれど、トータルとしてはなかなか悪くない。ということで、気が向いたら買ってみてはどうでしょう?




個人的には、このCDを聴いてた2月頃に「久々にクリアするか」って思って、チョマカをやってた。あんまり「音楽と○○がぴったしハマった」と感じないのだけど、このアルバムはホントにチョマカとぴったしきたです。

って、チョマカじゃ伝わらない年代になっちゃたかな。
カプコンの名作ゲーム「魔界村シリーズ」最終作の「超魔界村」の事です。 シューティングゲームの新分野を切り開いたと言われる存在。発売時のセンセーション度数はバイオハザードのレベルだったらしいが、私は同時代的に遊んでないのでそこら辺は良く分からないのですが。

1作目が「魔界村」、2作目が「大魔界村」と来て、3作目は「超魔界村」というネーミングセンスも好評だった。まだ「チョー○○」って言葉が流行る前だったからこそ、そのセンスが光ってた。それに敬意を表して「チョマカ」という愛称になってたらしい。オレッちも中学時代に友達の家でメガドラでダイマカを遊んだ事がある。


で、大学時代に友達が滅茶苦茶好きだったんだよなぁ。毎日40分かけてクリアしてから寝るのが日課っていうレベルで、オレッちからはR&Bを、彼からはこのゲームを薦められたんだよね。
元々はストリートファイターや鉄拳のような対戦ゲームが好きで、色んな所から玉とか飛んでくるゲームはこんがらがるから苦手なのだが、このゲームにはハマった。って、いつもすぐにゲームオーバになっては「あんた駄目駄目やね」と言われたがw

キャラが飛行機じゃなくて髭を生やした勇者アーサーで、玉が当たると鎧が脱げてパンツ1枚になる。そのノリがオオウケなんだよね。マリオシリーズでもそうだけど、お姫様は助け出してもまた捕まる困り者だけど、エンディング画面で、スリーサイズまで表示されるのもバカウケだった。その名前もプリンセス:プリプリなんだよね。とことんノリのいいゲームだった。(スリーサイズ知りたい人はクリアしてくださいw)

そんな「アクションシューティングゲームのノリの良さと、「舞台が魔界というラフさ「鎧が脱げてパンツ1枚になるアホさが、このアルバムとぴったりくること間違いなしです(爆
あくまでこのHPは歌モノ黒人音楽のHPだし、別にカプコンに何の義理も無いけれど、このアルバムとは本気で合う。このVan Huntのノリが最高!!という人はきっと楽しめると思うよ。確かPS2で復刻盤が発売されているので、興味がある方は遊んでみてはどうでしょう? 

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