大御所編

[2001/08〜]
歳を取ってる人を無条件に称賛する気は無いが、人生の経験というものは歴然と存在すると思う。それまで順風快晴だけで来たのなら、それをもって順風快晴じゃなかったって事でしょ、やっぱり。そんななんやで、大御所編です。


Marvin Gaye
"what's going on"
やっぱり、なんといってもこれでしょう。
瞼にうっすら浮かぶラインが、どのような目の閉じ方をしてきたかをうかがわせる。そんな所に表情の深みは出ると思います。

アルバム自身は思ったよりメロディアスだった。中ジャケのコートを羽織っている写真もすごく良かった。


Marvin Gaye
"Let's Get it On"
動きを感じさせる所が1番、収録曲もメロディアスなMiddleが多いしね。それにしてもやっぱり大御所。学ぶ所が多いです。

って自分はこれと上のアルバムを一枚にしたオイオイっていうレベルの、お買い得アルバムを中古屋で見つけたので、それを持ってます。あのアルバム違法じゃないだろうなぁ、、、、w


Stevie Wonder
"innervisions"
かなり待ち望んでました。全然CD-Nowにジャケット写真が載らないもん。ヘビロテTOPのアルバムなのだから、紹介するのはもちろん義務っす。

ジャケットの絵とアルバム内容が見事過ぎるほどに一致してる。どちからが相手のインスピュレーションを受けたのかなぁ。

このEyeビームは欲しいです。これを100点とすると、今の自分は50点はあるハズ(ホントかw)


Curtis Mayfield
"Curtis"
Curtisのソロデビュー作であり、このファンキーなアングルが最高です。まるで地上戦後のガンダムを見ているようなショットは、足が長く見えるのがナイス。若いうちにこんな写真を一枚撮っておくべきだったとちょっと後悔(笑

作品はむちゃくちゃいいです。特に3:The Makings of Youの良さ。この曲の価値が分かればいい男の階段を一段上がれます。


Curtis Mayfiled
"Something to Belive In"
大御所は絵画の傑作ジャケが多いのだけど、そのひとつがこの作品です。このDJの抱える大きなLPといい閉じられた目といい、雰囲気が良く出てる。

作品自体も凄く聴きやすくて、Curtisの入口としては一番広いと思う。1:Love Me, Love Me Nowの気軽さは常に問題意識があるCurtisの曲の中でも異色。


Marvin Gaye
"I Want You"
絵画の傑作ジャケとしてはこちらの方が有名でしょう。この躍動感が最高。タイトル曲のI Want Youは本当にそれだけ名曲だから。聴きこむ程に見えてくる深みも堪らない。

最近の歌手でも絵画ジャケがたまにあるけど、Soulの時代の方がジャケも上だね。

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