Sparkle
 

  111 Sparkle "Sparkle"
(1998年)
<A rank>
・Lean on Me [S]
・Be Careful [S]
・Play On [S]

・Nothing Can Compare [S]
・Lovin' You [S]
・What About [S]
・Straight Up [S]
・Time to Move on [S]
・Plenty Good Lovin [S]

<B rank>
・I'm Gone [S]
・Turn Away [S]
・Good Life [S]

<C rank>
[2001/11]

このアルバムを聴くことで、R Kellyの事がより深く分ることが出来たと思う。発売順序としてはR.よりも先だが、自分はこちらのアルバムを後から聴いた。ずっとR.であれだけ彼の奥底が前面に出てきた理由を探してたから、、、そんな意味ではR Kellyが心の扉を開くその瞬間を伝えてくれていると思う

R Kellyだけの全面プロデュースだが、彼の気持ちを汲み取るSparkleの姿が素晴らしい。何よりも歌わされている感がゼロだから。それ以上のモノをR Kellyから引きだしてる。けど、彼女の2ndはそれが感じられなかった。自分の印象では、Sparkleは複雑な内面の男の前でこそ輝く女性の気もする。

全曲殆ど同じテンポのSlowだから、最初の内は違いが見えてこないかもね。けど、強力曲の後の曲に潜む彼女の自由な振るまいを感じ取る事が出来れば、かなりのレベルを保証できます。だから女性もとことん聴きこんでください。きっと貴方の今後の恋愛に役立つはずです。 R Kellyがそれを感じ取れなかったからSpakleは2作目で袂を分ったとも思ったりもする。

Lean on Meは他でも書いてるようにホント名曲です。R Kellyが心の奥底で望む事は、そんなに間違ってないと最近思う。女が寄りそうだけでなく、男も寄りそう必要があると見詰める彼の視線は好きです。彼の3作目のTempo Slowから随分前に歩いてきたのだと感じるから。What AboutはSparkleの王道の声が堪能できてナイス。歌詞もWhat's Going On系だしね。

個人的にかなりPushするのがNothing Can Compare。AALIYAHのAt Your Best並みの名曲だと思ってます。「そう言って欲しい男の願望ありまくりじゃん」と突っ込まれると黙るしかない所も同じだしね(様するに、嘘でも言っておけばOKという事) この曲を流しながら、口説けば男なんてイチコロのハズ(笑 個人的にヤリテの女というのは、「口説かれている様に見せかけて口説いている」もんだと思う。ピンポイントでカウンターパンチを入れられている感覚だから。

Lovin' Youは超名曲のカバー。けどSparkleのカバーが1番好き。ぴっちりと高音を出しながらも、張り倒す感が無いから。最後のママ・アドリブはどうしても納得いかないが、拒否しなかった彼女を誉めるべきでしょう。Straight UpはホントSparkleの自由さがあっていいね。Play Onはバックの音が印象的な曲で、このアルバムの中では異質でナイス。


という事でP2S2H2としては、当然女性にお勧めのアルバム。これを聴けば、の口説き方が絶対に分るハズ。口説かれてると見せかけて、ポイントでカウンターパンチを入れれるようになれば、恋愛レベルは確実に上昇します。キチキチタイプの女性も悪い事言わないから聴いとけって。絶対に損はしないぞ!!

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