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R Kelly "R." | ||||
(1998年) Disk#1 <A rank> ・When A Woman's Fed Up [S] ・Etcetera[S] ・I Belive I can Fly [S] ・If I Could Turn Back,,,[S] ・One Man[S] <B rank> ・If I'M Wit You [M] ・Half On A Baby ・Suicide[S] ・Get Up On A Room[S] |
[2001/10] When A Woman's Fed Upは25歳を過ぎた全てのR&Bリスナーにとって必聴の曲。この一曲の存在だけでアルバムを買うのをお勧めします。それより前に出会えた人は幸せです。 EtceteraはR Kellyのエッチ系の曲の中では1番素直で寛ぎを感じさせるから大好きだなぁ。I Belive I Can FlyはR Kellyのターニングポイントとしての価値もある曲。 [2004/10] 久しぶりにR.を聴き込んでました。そりゃたまには取り出して聴いてるけど、久々にガツンと聴き込んだ。あの当時はあんまり注目してなかったけど、#1-12:Don't Put Me Outは消え入りそうな悲しい声で歌ってるのが異色。もうちょっと取り上げてもいいかも。相変わらず#2-6:2nd Kellyとか聴きこんで無いなぁ。今回も飛ばしてしまったです。 |
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Disk#2 <A rank> ・Looking For Love [S] ・Did You Ever Think [M] ・Gotham City[S] ・Down Low Double Life[SS] <B rank> ・Dancing With A Rich Man[S] |
Looking For Loveは個人的にR Kellyの最高傑作だと思う。Did You Ever Thinkは彼の成功の物悲しさをダイレクトに伝えていてナイス。Gotham
Cityも流石サントラでHITしただけの事はある出来。上のI Belive I can Flyよりも個人的に好きかな。Down
Low Double Lifeは前作の延長線上だが「"いくら後悔したって始まらないよ"とおふくろが言うんだ」というフレーズが全てを象徴してるから好き。 Doncing With A Rich ManはRich Manと踊る女性に対する底の無い不信感の表現だと思う。やりすぎなレベルの曲。結局、R Kellyは「一発やって小銭を渡すのさえ、自身の崩壊に繋がる」と言ってるように感じる。このアルバムの中で1番悲惨な曲のような気がするな。 |
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90年代の男性アーティストの作品としては、かなりの問題作なので特別ページへ |
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R Kelly "chocolate factory" | ||||
Disk#1 幼年時代のやり直し | |||||
(2003年) Disk#1 <A rank> ・Step in the Name of Love Remix [M] ・Forever [S] ・You Made Me Love You [S] ・Been Around The World [MU] ・Heart of A Woman [S] ・Step in the Name of Love [SM] ・You Knock Me Out [MU] ・chocolate Factory [MS] ・Ignition [S] <B rank> ・Shaowdown [S] ・Forever morel [S] |
[2004/07] アルバムコーナーにUPする為に1年振りに本作を聴き込んだ。R.の頃は突き詰めると全曲で彼は泣いていると思ったけど、この#1では突き詰めると全曲で幼い表情を見せている。だから「ああ、この作品はR Kellyにとっての失われた幼年時代のやり直しなんだ」と素直に思えた。 今までどれだけ彼のアルバムに合わなかった人も、本作は聴き込めると思う。それぐらいにエロも毒気もなく、幼い表情してる。ここまで出してくれたら、「だめよ」で確実に諭せるんだろうなぁ。女性陣は諭したい時はバックに流してみればいいかもね。 けど、その時に子供っぽい表情で「あっかんべー」されたら、相手の方が一枚上手やね。もう Dangerously in Love状態です。だから男性陣も聴き込んだ方がいいかもね(いかん、俺はどちらの味方なんだw ちょっと脱線してしまいましが、それぐらいに価値のあるアルバムです。 1:chocolate factoryは最初にアルバムタイトル見た時に大丈夫かよ、、、と思ったけどイイ曲に仕上がってます。2:Step in the Name of Loveから本作が特別な事を示してる。CDショップで試聴してた時についつい「ワォ」って口に出してしまったなぁ。 3:Heart of a WomanはHalf on a Babyを幼くしたような曲。4:Been Around the WorldはDid You Ever Thinkかな。ホント一曲ごとにR.と対応関係をとれる気もするや。この声のストレート過ぎる素直さはたまらなく大好きです。 6:You Made Me Love YouはもちろんLooking for Loveです。この台詞を言えるのがイイ男の証拠。K-ciもMaryJ.にYou Made Me Love Youと言うでしょう。7:Foreverは本作で初めて出た輝き。Foreverソング集を作ったら納めなくちゃネ!! 他の緑曲よりも穏やかなのもイイ味出してます。9:Ignitionが何と対応してるかなんて、曲の最初の語りで明白すぎるぞw 12:You Knock Me Outはなんか注目しちゃいます。声が押してるからかな。13:Step in the Name of Loveは明るさにおいて最高。Step in My Roomとかと対応がとれる気もするや。あの頃はエロエロなステップ(どんなんやん)だったが、この素直なステップならば、女性はすぐに?扉を開けてくれる気もする。二人で部屋にいる時も「ねえ、なんか少しずつこっちに近づいてない?」「これがStep in the Name of Loveなんだよ♪」で通ること間違いなしです(ホントかいw 15:ShowdownはIsleyを連れてきながらも重いのが特徴。まだ歌詞を追っかけてないけど、What I Feel/Issuesに近い気もする。 |
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Disk#2 彼の透明感 | |||||
Disk#2 <A rank> ・Far More [MU] ・Heaven I Need A Hug [M] ・Loveland [SM] ・The World's Greatest [S] <B rank> ・Raindrops [S] ・What Do I Do [S] |
#2の声の表情は幼くない。逆に彼の透明感が前面に出てきてる。R Kellyに透明感だなんて、あの頃を知ってる者からすると、ほんと信じられない。けどこうとしかいいようの無い世界になっている。この6曲を好きな順に並べるだけで、リスナーらしさも出るんじゃないかな。 個人的にはこの順序です。5:Far MoreがTOPです。3:Heaven I Need A Hugはこのタイトルの曲を処女作で作っていれば、ここまで混線しなかったと感じる。だからかな。 1:LovelandはバックのDurururuの透明感が好きだから。泣き20%、透明感80%の混ざり模様も。4:The World's Greatestはアリへのリスペクトが伺えるから好きかな。 |
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R Kelly "Happy People" | ||||
無邪気さ | |||||
(2004年) Disk#1 <A rank> ・The Greatest Show On Earth [S] ・Love Street [U] ・Steppin' Into Heaven [UM] ・Happy People ・Red Carpet [M] ・Love Signals [M] ・It's Your Birthday [M] ・Watherman [SM] <B rank> ・Ladies' Night [M] ・If I Could Make The World Dance [MS] |
[2005/06] 前作のChocolate Factoryで金脈を掘り当てた彼。本作もそこに固め打ちしてきた。全体として一曲と思えるほどに似ているのだけど、ポイントポイントで傑作があるから、飽きが来ない。12PlayやR.の頃を知らず、最近のR Kellyだけを聴くのもありなのかもね。無理して昔の作品を知らなくてもいいと最近思ってきた。R.を聴きこまないとここに来れない人はいるが、本作だけでも行けるのかもしれない。 2:Red Carpetの明るいミドルが昔は死んでも作れなかったタイプの曲。声の表情もちょっと幼い感覚でぴったり合ってる。これがエロソング歌ってる時にグラサンかけてまで守ってきたものなんだろう。3:Love Signalsも同じテイスト。ここら辺が前作にかなり似てる。 そのネガティブさを打ち破る4:Love Street。このUPの傑作度数が前作からの道程を表している。本曲が前半の山場です。サビでもう一段階押すのにそこに爽やかさがある。初めて聴いた時は信じられなかったです。5:Ladies' Nightはちょっと力を抜いているかな。 この曲が最高傑作だという意見に反対できる人はいるのだろうか? 7:The Greatest Show On Earthです。前作のForeverよりも推す。本曲とWhen Woman's Fed UPかLooking For Loveを聴きこめば、それだけでネクストレベルにいけると思うよ。 傑作曲の後に続ける曲はかなり難しい。その点で8:It's your birthdayはもっと無邪気さを出してて、この壁を乗り越えてる。結構びっくりした。9:Steppin' Into Heavenは緑つけます。前作のStep in the Name of Loveと同じで男の子はマスター必須。これが一緒にいる時に出せるかどうかは恋愛において天と地ほど違う。 タイトル曲のHappy PeopleはHey DJ の1st: SlowDanceに繋がる。曲の最初に同じようにDJに聞いてるからねっ。要チェックです。 ちなみに中ジャケのど真ん中の皆が踊っている絵。MarvinGayeのI Want Youのジャケを参照してる気もするが、CGタッチすぎてなんかパスかな。 |
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Disk#2 <A rank> ・When I Think About You [S] ・I Surrender [S] ・Diary Of Me [S] <B rank> |
前作と本作のどちらがお勧めかは分らない。けど、二枚目の出来としては前作の方が好きかな。このU Saved Meの方はUPすると書いていたけど、独自にUPするまでのモノを感じなかった。1:3-Way Phone Callからそう。Kelly Price連れてきてるけど、昔の方が良かった気がする。 2:U Saved Meもそんなに来ない。R Kellyがそう思っているのは分るけど、彼の感情と曲のフォーマットが合ってない気がする。アルバム全体をもうちょっとR.の頃に近づけた方がいい気もする。音楽的に同じ皮袋にHappy PeapleとU Save Meの両方が入るのかが謎。バックコーラスでU Save Meってコーラスされると逆に引く。 「U Save Me。だから皆ありがとう」というよりも、R Kellyに「お前は救われたのだ」って語りかけてる図式が浮かんできて、あくびの方が出る。ちょっと納得いってない。歌詞世界がHappy PeaplとU Save Meで違うのだろうけど、検索してまで見ようとは思わない。 5:I Surrenderは結構いいと思う。ただHappy Peopleの方に収録できない訳は無いと思う。その点で2枚組みにする必要をあまり感じない。6:When I Think About Youはかなりイイ。U Saved Meというなら、その前に疑惑をちゃんと説明すべきだ。Sparkleと仲直りして欲しい。そちらの方が先だと思う。(とまあ自分のことじゃなかったら好き勝手言っているが) 7:Diary Of Meもナイス。アルバムの後半の方が断然いい。この歌詞なら探そうかな。8:Spiritはちょっと大味な気がするけど悪くない。 トータルとして2枚目は後ろの方ほど良くなってる。U Saved Meというフェーズじゃなくなると良くなってるから、まだ真の意味でR KellyはU Saved Meとは言えない地点にいるのかもね。 実際問題、死んでも口を聞いてくれないだろうSparkleと仲直りできないのはしょうがないと思う。AALIYAHは死んじゃったしね。けど、短いスパンで新作を作るなら、女性アーティストの総合プロデュースに再チャレンジして欲しいです。イイ曲をこの先も作り続けれるのはこの2作で十分に証明したと思うよ。TP3なんてタイトルつけるアルバム作る前にやる事が山ほどあると思ってるよ。 |
[2005/05] あんまりRemixは好きじゃない。アルバムにおまけで収録されているRemixはどれもイマイチな気がする。元歌が名曲ほどRemixは一段落ちる。その中でも個人的に好きなのはJodeciのCome and Talk To Me。これはRemixの方が上な珍しい作品。PVもRemixの方だしね。あと、R Kellyのいくつかの作品。MaryJ.の1stのREMIXはあんまり聞いてないのでコメントできない。 R KellyのRemixは元歌を大幅に変えてくるから、別歌に分類した方がいい気もするくらい。その中でもYour body's Callingは凄い。なんと言っても歌いっぷりが熱い。R Kellyに「熱い」だなんてこの曲だけの気がしてくる。新作じゃ12playの頃に戻ると言ってるらしいが、戻るならこの熱さに戻って欲しい。けど、そ れはあり得ないかもね。この熱さは人生の一瞬なのだろう。そう思うほどの歌いっぷり。といっても、知らない人も多いと思うので、試聴できるようにしておく ことにした。こちら曲の半分を96kbpsならセーフかな |