96点 | Luther Vandross "Luther Vandross" | |
(2001年) <A rank> ・Take You Out [SM] ・Grown Thang [M] ・Hearts Get Boken,,[S] ・Any Day Now [S] ・Can Heaven Wait [S] ・Are You There [S] ・Say it how [M] <B rank> ・Love Forgot [S] ・I'd Rather [S] ・If I Was The One [S] <C rank> ・Bring Your Heart to Mine[S] |
[2002/05] 1曲目のTake You Outから名曲です。楽曲のレベルの高さは文句無しだし、セルフタイトルで勝負を掛けているから全体として引き締まったアルバムだと思いマス。Grown ThangもBabyfaceの近年の作品としてはTOPレベルだと思う。舎弟のJon Bのおかげかな。3曲目のBring Your Heart,,,は聴くだけでKaygeeと分る作り。Jaheimと同じで歌い上げ調の曲は嫌いじゃないです。 Can Heaven Waitはサビの部分が好きです。Say it HowもGrown,,,とは違った手触りのMiddleで楽しめる。個人的に気に入ってるのが6曲目のHearts Get Broken,,,です。やっぱり暗めの曲に惹かれるなぁ。サビでBut the trobule isと歌い上げる所が1番。過去の名曲のカバーというAny Day Nowもさすが大御所、ピッタリくる。Kaygeeはこのレベルに仕上げたかっただろうとは思うが、この曲に比べるとまだまだなのかな。 Are You Tereもそうだけど、過去の名曲が自然にアルバム内に収まっている所が本作の凄い所。まあ8曲目や11曲目は浮いてるけどね。コンテンポラリーな曲を提供するとは言っても、接点は探すべきって事なのかな。ってそこまで悪いっていうよりも、本作の完成度から比べるとイマイチっていう位なんだけど。 確かにこのアルバムの楽曲の質に比べるとJaheimのアルバムの方が劣るとは思う。けど、あのJaheimの声が持つ実感はやっぱり凄いからなぁ。まあ、それだけ自分もガキって事ですね。30歳以上の方には本作の方がいいのかも。R&Bの入口はちょっと直しておきますね。 ただ、IsleyやO'Jaysの新作と比べると、どうしても「教えられる感覚」が無いと思ってしまう。将来ダンディー化計画が成功したら完全にハマれるアルバムだと思うが、ダンディー化する為の必須アルバムの気もするあの二作よりは弱い気がするなぁ、、、綺麗過ぎる声に隠されてる印象を受けるからかな? うーん、ここら辺は謎です。 |