Jon Secada

[2001/08]

カリブ系の歌手だと思いマス。同じ系統のグロリア・エステファンの手引きで世に出たと思う。彼はR&Bに入れるのは異論があるかも知れませんが、かなり歌えると思うので入れました。 92年ごろ、ラジオで洋楽を熱心に聴いてた時に彼の歌が流れて、ビデオクリップで一発KOでした。その時気に入った様々な種類のアーティストも、 自分がR&Bにハマルにつれて疎遠になっていったのですが、彼だけはしっかり残っていたので。だから、取り上げる事にしました。このアルバムはジャケット写真もいいし。 その後の作品も買ったけど、それはラテン系哀愁恋愛歌のオンパレードで肌に合わなかったが。

  81 Jon Secada "Jon Secada"
(1992年)
<A rank>
・Angel [S]
・Just Another Day [M]
・Dreams That I Carry[M]
・Do You Belive in Us [M]
・One of a kind [MS]
・Time Heals [S]
<B rank>
・Do you really want me [M]
・I'm Free [SM]
・Misunderstood [M]

<C rank>
[2001/08]

夏のドライブにお勧めと真っ先に思う作品。いいミドルが揃っている。音がトンがっていないので、今でも十分聴けると思いマス。いい意味でカリブ系という事は全然無い。最初のMiddle2連チャンで決まりでしょう。3曲目のAngelのビデオクリップはかなり良かった。この曲で彼がかなり歌える事が分る。グロリアも正式なR&Bアーティストとしてデビューさせたんじゃないかな?あまりそこら辺は詳しく知らないけど。けどこの一曲で自分の中の基準はOK。この曲が聴きたくて、何度もビデオクリップを見てた。続く二曲のミドルも良くて、この5曲で中古買い決定です。

これだけ夏向け落ち着きミドルが揃っているアルバムも珍しい。ほんと。プロデュース側が下手な色気を出さずに、彼自身の素のカラーを引きだして、飽きさせない作りで一つの方向性にまとめた結果だと思う。デビューアルバムのプロデュースのお手本だと思う。色気を出して、色々混ぜるから、本人のカラーも見えなくなるし、似たようなアルバムのオンパレードになるのだと思う。まあ後半は少しだらけているけど、Jon Secadaの歌手としての能力がカバーしているという印象。下手なものを詰めこんでないので今になっても聴ける。それも素晴らしい。(9曲目の"Always something"は別だけど)

これだけ古いアルバムの評価が、その当時どうなっていたのかは、今になっては分らない。そのころ雑誌の存在も知らなかったしなぁ。けど歌手として活動を続けているからこそ、評価は高かったんじゃないかと思わせる。最後の二曲はSpanishバージョン。この時期にSpanishバージョンがあるのがカリブ系らしいねぇ。
最近知った、このアルバムはグラミー受賞らしい。やっぱりなぁという気持ち。寛いだミドルの曲が素晴らしいアルバムです。

続く2作も持ってますが、UPは遅れてます、すみません


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