Faith Evans

[2001/10]

1stのジャケ写真と2ndのビデオクリップの差が有りすぎて、未だ自分の中で捉えそこなっているアーティスト。始めて聴いたのが2ndのビデオクリップで、相変わらずパフィーが出しゃばってたイメージが強すぎて・・・。隣にいた彼女は、もう諦めたというより吹っ切れたという感じで、パフィーに合わせてた。それみて、なんかなぁって思った。MaryJみたいに喧嘩しろとは言わんが、あそこまでいいなりにならなくても、って思ったなぁ。

   88 Faith Evans "Faith"
<A rank>
・Give it to me [S]
・Anymore [S]
・Come over [S]
・Soon as i get home [S]
・You used to love,, [SM]
・Give it to Me [SM]

<B rank>
・Fallin in love [MS]
・No other love [S]
・You Don't ,,,, [S]
・Reasons [S]

<C rank>
[2001/10]

ここでの彼女の表情はBad Girlというイメージをなぞっているよりも、彼女自身の素顔だと思う。暗い視線と投げやりな怒った顔が特徴的。「どうせ、あたしの事なんて分ってくれないんだよ」って感じを受ける。その割には、何処かで視線を投げかけてるのも印象的。表ジャケットは綺麗に写っているが、開いてみると、そんな顔ばっかり。

けどアルバム自体の印象はもっと明るい。明るいというのは語弊があるが、暗さをぶちまけた印象はない。自身をそのまま出したら、馬鹿明るい訳じゃなかったという位かな。Notorious BIGの奥さんだという話だけど、そこら辺はどうなんだろう?2ndのビデオクリップは言っちゃ悪いが授業参観に厚化粧で出てきた、生活に疲れた女性って感じだった

Mary Jが喧嘩した分、いい娘にならざるを得なかったし、旦那とパフィーの関係もあって諦めたというら辺が真相かなぁ。けど、あの顔はちょっと可愛そうだったです。


いい曲は多いと思うが、彼女自身を捉え切ってないので、自分の中でちゃんと再構成されてない。先にKelly Priceを聞いたせいかな? けど、1番気に入ったのはGive it to meです。
最近、なんかFaith Evansの処女作を聴いてます。曲はチャッキートンプソンの傑作だと思うが、そのヤンネー(ヤンキーの女性名詞 方言?!)チックな心情世界にどうしても昔は合わなかったもので、、、やっと最近、人並みに聴けるようになってきた気がします。そのうちなんか面白い面が見えてきたらR&B-Timeにでも書こうかな。けどなぁ、ジャケ中の「唾を吐き捨てる汚れた小鳥」のような本人をえぐりとった曲は無いと思う。パフィーはもうちょっと自由に作らせてもよかったんじゃないか?
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